丸岡城

織田信長の家臣で、柴田勝家の甥である勝豊により築城され　上層に望楼を形成し、ニ層三階建 屋根には、笏谷石（しゃくだにいし）の瓦をのせている

日本一短い手紙で有名な　徳川氏の家臣本多重次が　長篠の戦いの陣中から妻にあてて書いた手紙　「一筆申す 火の用心 お仙痩さすな 馬肥やせ かしく」
は　当時幼子の嫡子「お仙」後の丸岡藩主（仙千代）成重のことである
天守台脇に　手紙文を刻んだ石碑が建てられている


　　　


　　　

七尾城

能登守護職にあった畠山氏代々の居城であった七尾城は、日本五大山城の一つ
織田信長による北陸制圧後に 能登一国を与えられた 越前府中城主前田利家は七尾城を居城とし、大規模な改造が実施された
天正１0年前田利家は　利便性の良い七尾港に近い所口村の小丸山に小丸山城を築き、七尾城は廃城となった。
遺構は 曲輪や低い石垣を数段に積み上げ　自然石を使用した野面積みが（綺麗に積み直し復元）大部分です。
調度丸付近の五段石垣 は見事です。

　　　　

長篠城

長篠設楽原の戦い
この戦いは　武田氏を没落させ、織田・徳川の勢力を拡大した日本の歴史上　大きな意味を持つ戦いです
当時　最強と呼ばれた武田の騎馬隊と織田軍の鉄砲隊 の戦い
織田軍の大量の火縄銃の攻撃にさらされ　武田の騎馬隊は成すすべも無く破れ去った
歴戦の武将を多く失った武田勝頼は、数騎の味方に守られて敗走　その後　武田氏は滅亡への道を歩み始める。

本丸付近には、大規模な空堀と土塁が残っています、
それにもましてあちこちに　ふんどし姿で磔にされた長篠城の英雄　鳥居強右衛門の看板が目立ちます
　　　

一乗谷城

　
戦国時代に一乗谷城を中心に越前国を支配した　戦国大名朝倉五代の居城
天下統一を狙う信長は対立する　越前を支配する朝倉氏を　刀根坂の戦いで破り　敗走する朝倉軍を一気に滅ぼす為　
一乗谷へ軍勢を進め　神社仏閣、居館から町屋に到るまでこれを焼き払います　
朝倉の都として　繁栄を誇った一乗谷の町は　三日三晩燃え盛り、すべて灰燼に帰し　朝倉氏は自害　愛王丸ら一族も信長によって虐殺され朝倉家は滅亡ました。　
一乗谷の町は　田畑の土の下に原形のまま埋もれ　現在　当主の館、武家屋敷、寺院、町屋、職人屋敷、道路まで町並がほぼ完全な姿で発掘されている
ソフトバンクのホワイト犬 の「お父さん」もCMで訪れた　発掘された礎石の上に当時の様式で復元された屋敷など　復元街並みとして公開されている