前回、どうして「スイス傭兵部隊」が逃げ出さないのか?で終わりましたが。
なんでだと思います?
そのカギはこの「」(カギ括弧)にあるのです。
わたくし、前回のブログには意識して「スイス傭兵部隊」には「」をつけているのです。
その他の、傭兵・スイス人・スイス人兵士 とかには何も付けてはいません。
ナゼ、わたくしが、わざわざ「スイス傭兵部隊」に「」をつけて、こだわるのか。
簡単に スイス傭兵でよいではないかと思いませんか?
そのあたりをひとりごとります。
ナゼ・・・、わざわざ「スイス傭兵部隊」なのか?
それは、スイス人傭兵は、個人個人勝手に各国の雇い主と傭兵契約を結んでいた訳では無いのです。
まず、それぞれの兵士の出身地の州の州政庁に雇われるのです。
そして各州や州が加盟する『盟約者団』によって、各国と傭兵契約を結ばれて、各地に傭兵隊として派遣されるのです。
ですから、国家管理の傭兵隊だったわけです。
ちなみにスイスは19世紀中頃:西暦1848年に連邦制度を採択するまでは、スイスは一つの国家と言うより州の集まりである性格が強かったのです。
ですから、各州が傭兵を募集したのです。
前にも書きましたが、スイスは貧しい地域なので、仕事が無いと書きました。
ですから、スイス地域の人にとって、傭兵とは気ままな生活を求めて始めるものではありません。
各州にとっても大切な大きな収入源でした。
ですから、「やることが無いから傭兵にでもなろうか~」とか「スリルと冒険が欲しいゼー!!」とかのレベルではないのです。
スイス地域の個人にしても、州にしても傭兵稼業は一家、国家を養う為でもあり、後に続く同胞や子弟の食い扶持や就職先の確保をする為とても大切なもの。
ですから、決して「スイス傭兵部隊」の『信用』を失っては成らなかったのです。
「スイス傭兵は、すぐ逃げるから、あてにならんな~」などと思われたらみんな困って大変なことになるのです。
ですから頑張れたのです
スイスが傭兵稼業からようやく解放されるのは、違う産業が育つ19世紀まで待たねばなりませんでした。
たとえば、時計に代表される精密機械。「ロレックス・オメガ・ロンジン」とブランドをあげれば沢山あります。
それに「スイス銀行」に代表される金融業とか保険業、どれも『信用』があるからなりたつのです。
これらの傭兵産業以外の産業が発達してようやく傭兵産業から脱出できたのです。
その「スイス傭兵部隊」の『信頼』を裏切らない「気合」の凄さをお伝えするエピソードを次回お伝えしたいと思います。
なんでだと思います?
そのカギはこの「」(カギ括弧)にあるのです。
わたくし、前回のブログには意識して「スイス傭兵部隊」には「」をつけているのです。
その他の、傭兵・スイス人・スイス人兵士 とかには何も付けてはいません。
ナゼ、わたくしが、わざわざ「スイス傭兵部隊」に「」をつけて、こだわるのか。
簡単に スイス傭兵でよいではないかと思いませんか?
そのあたりをひとりごとります。
ナゼ・・・、わざわざ「スイス傭兵部隊」なのか?
それは、スイス人傭兵は、個人個人勝手に各国の雇い主と傭兵契約を結んでいた訳では無いのです。
まず、それぞれの兵士の出身地の州の州政庁に雇われるのです。
そして各州や州が加盟する『盟約者団』によって、各国と傭兵契約を結ばれて、各地に傭兵隊として派遣されるのです。
ですから、国家管理の傭兵隊だったわけです。
ちなみにスイスは19世紀中頃:西暦1848年に連邦制度を採択するまでは、スイスは一つの国家と言うより州の集まりである性格が強かったのです。
ですから、各州が傭兵を募集したのです。
前にも書きましたが、スイスは貧しい地域なので、仕事が無いと書きました。
ですから、スイス地域の人にとって、傭兵とは気ままな生活を求めて始めるものではありません。
各州にとっても大切な大きな収入源でした。
ですから、「やることが無いから傭兵にでもなろうか~」とか「スリルと冒険が欲しいゼー!!」とかのレベルではないのです。
スイス地域の個人にしても、州にしても傭兵稼業は一家、国家を養う為でもあり、後に続く同胞や子弟の食い扶持や就職先の確保をする為とても大切なもの。
ですから、決して「スイス傭兵部隊」の『信用』を失っては成らなかったのです。
「スイス傭兵は、すぐ逃げるから、あてにならんな~」などと思われたらみんな困って大変なことになるのです。
ですから頑張れたのです
スイスが傭兵稼業からようやく解放されるのは、違う産業が育つ19世紀まで待たねばなりませんでした。
たとえば、時計に代表される精密機械。「ロレックス・オメガ・ロンジン」とブランドをあげれば沢山あります。
それに「スイス銀行」に代表される金融業とか保険業、どれも『信用』があるからなりたつのです。
これらの傭兵産業以外の産業が発達してようやく傭兵産業から脱出できたのです。
その「スイス傭兵部隊」の『信頼』を裏切らない「気合」の凄さをお伝えするエピソードを次回お伝えしたいと思います。