数ヶ月前、一人のお友達から、ご主人へのお誕生日プレゼントのオーダーをいただきました。
そして、試行錯誤しながら取り組んだペンダントが一昨日、やっと完成しました。
そのご主人はバンドでパーカッションをされているので、ドラムをモチーフにしたものがいいというのが最初のご希望でした。
自分の中で、いくつかアイデアを絵にしてみましたが、最終的に、シンプルにスネアを表現したものになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/5d/0821fb390df7bfa2c8a043ebaa8c592f.jpg)
スネアの打面にご主人のお名前を彫りこみ、ボディの部分にはルビーを3石入れました。
裏面には日付と奥様のニックネームを彫りこんであります。
身長のあるご主人なので、少し大きめで重量感のある仕上がりにしてみました。
出来立てホヤホヤですのでピカピカきらきらですが、ご愛用いただくうちに落ち着いたシルバーの深みがでてくることと思います。
製作工程を少しだけUPいたしますね。
① ワックスの状態です。
スネアの形をレリーフ状につぶした形ですので、遠近感を出すのにちょっと苦労しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/8b/0f333e9d1edb60900cddfd278d73f3d5.jpg)
② ワックスからキャスト(鋳造)して、シルバーになった状態です。
キャスト上がりは、真っ白なんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/4a/45b794a8a2a24ae1dc417d33d50c89e5.jpg)
③ 金具を付けて、軽く磨いた状態です。
ぶら下げた時に、思ったような角度になるかどうかというのも一つの関門だったりします。
重さのバランスというのが、想定どおりにいけばいいのですが、ここで失敗することも考えられるので。
傾き過ぎになってしまったりしたらどうしよう・・などとドキドキしながらチェーンにとおしてみたりするんですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/4c/be988561d9b9f26002c4d9380202eef3.jpg)
④ 石を留めて、仕上げ磨きをし、完成です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/f7/600e7f71eac0faafed0c419fc031a818.jpg)
今回は、ご依頼主の奥様もご主人もお友達なので、イメージもしやすく、その意味では作りやすかったです。
が、やはり、全くゼロの状態から作るフルオーダーメイドはものすごくエネルギーがいるし、モチベーションを保つのも大変だったりします。
しかし、それだけに、出来上がったときの喜びは本当にひとしおですよね。
奥様もご主人もたいへん喜んだくださり、作り手冥利につきる思いをさせていただきました。
こういうときは、ライブ後に打ち上げするみたいに、打ち上げしたくなります。
このブログをUPしたら、ビールで乾杯しようかなと思います。
そして、試行錯誤しながら取り組んだペンダントが一昨日、やっと完成しました。
そのご主人はバンドでパーカッションをされているので、ドラムをモチーフにしたものがいいというのが最初のご希望でした。
自分の中で、いくつかアイデアを絵にしてみましたが、最終的に、シンプルにスネアを表現したものになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/5d/0821fb390df7bfa2c8a043ebaa8c592f.jpg)
スネアの打面にご主人のお名前を彫りこみ、ボディの部分にはルビーを3石入れました。
裏面には日付と奥様のニックネームを彫りこんであります。
身長のあるご主人なので、少し大きめで重量感のある仕上がりにしてみました。
出来立てホヤホヤですのでピカピカきらきらですが、ご愛用いただくうちに落ち着いたシルバーの深みがでてくることと思います。
製作工程を少しだけUPいたしますね。
① ワックスの状態です。
スネアの形をレリーフ状につぶした形ですので、遠近感を出すのにちょっと苦労しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/8b/0f333e9d1edb60900cddfd278d73f3d5.jpg)
② ワックスからキャスト(鋳造)して、シルバーになった状態です。
キャスト上がりは、真っ白なんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/4a/45b794a8a2a24ae1dc417d33d50c89e5.jpg)
③ 金具を付けて、軽く磨いた状態です。
ぶら下げた時に、思ったような角度になるかどうかというのも一つの関門だったりします。
重さのバランスというのが、想定どおりにいけばいいのですが、ここで失敗することも考えられるので。
傾き過ぎになってしまったりしたらどうしよう・・などとドキドキしながらチェーンにとおしてみたりするんですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/4c/be988561d9b9f26002c4d9380202eef3.jpg)
④ 石を留めて、仕上げ磨きをし、完成です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/f7/600e7f71eac0faafed0c419fc031a818.jpg)
今回は、ご依頼主の奥様もご主人もお友達なので、イメージもしやすく、その意味では作りやすかったです。
が、やはり、全くゼロの状態から作るフルオーダーメイドはものすごくエネルギーがいるし、モチベーションを保つのも大変だったりします。
しかし、それだけに、出来上がったときの喜びは本当にひとしおですよね。
奥様もご主人もたいへん喜んだくださり、作り手冥利につきる思いをさせていただきました。
こういうときは、ライブ後に打ち上げするみたいに、打ち上げしたくなります。
このブログをUPしたら、ビールで乾杯しようかなと思います。