BEAST SIDE 1

ジュエリーアーティスト太田マリ(タバサ)です。工房からの制作風景、プライベートでやってるロックバンドの話も少しだけ。

OPEN-G製品の経年変化について

2015-12-21 22:31:47 | メタルプリント
セナギターズの保証書としてOpen-Gのピックチャームを使っていただけるようになりましたし、ここで、気になる経年変化について、再度、記事にしておきたいと思います。

メタルプリントという技術は、硬くとがった針で点を打ち込むことで文字や画像を表現しています。



(こちらは以前、坂川美女丸さんにお作りしたものです。)




この加工は意外に強く、ネックレスやキーホルダーとして日常使いしていただいても、すぐに消えるようなことはありません。


下の写真は7年くらい前にお作りしたバンドさんのファングッズです。

(個人情報の部分は画像加工をしております。)



違う角度から撮った写真です。




普段使いをしていただいてた結果、チャーム自体はずいぶんキズがついておりますが、文字や画像は充分に認識できます。


シルバー950製ですので、放置しておきますと黒ずみも進みますが、シルバー用のクリーナーで普通にお手入れできます。

銀製品の磨き布についても、力を入れすぎなければ大丈夫です。


また、ロジウムメッキ加工製品につきましては、表面にプラチナ質のコーティングをしておりますので、シルバー950そのままのものより黒ずむスピードは遅いです。

しかし、通常のご使用で、どうしてもコーティング面にキズが入っていきますので、そこから黒ずんでいくことはございます。

その場合も、銀製品用の磨き布でのお手入れ等で、輝きもある程度よみがえります。


基本的に、ベースはシルバー950で、打ち込んであるテキストや画像は”意外に強い”ということで、ご使用、お手入れいただけたらと思います。

また、磨きなおしなども承っておりますので、ご購入後のメンテナンスについても、ご遠慮なくお問い合わせください。



   メタルプリントOPEN-G


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セナギターズ保証書♪ シリアルナンバー入りピックチャームをお付けします!

2015-12-10 23:43:09 | メタルプリント
楽器のまちとして知られる浜松市でこだわりのギターを作り続け、プロのギタリストからも愛されているセナギターズ。

そのセナギターズ製作のギター、ベースに、今後、保証書としてOPEN-Gのシルバー950製ピックチャームをお付けすることとなりました。





表面はセナギターズのロゴ、あるいは、セナギターズのオリジナルブランド「Tenryu」のロゴなどが入ります。

裏面には、オーナー様のお名前や、ギター、ベースのシリアルナンバー、愛称など、オーナー様だけの特別な情報を刻み込みます。


さりげなく身に着けているシルバーのピックチャームが、実は大事なギターやベースの保証書になってるって、ちょっと素敵だと思いませんか?

もの作りの一つ一つを丁寧に考え、真正面から取り組む姿勢で意気投合したセナギターズとOPEN-Gだからこその企画だと自負しています。






セナギターズのオーナーさんが、自分のギターやベースを自慢されるときに、さりげなく「保証書はこれ」って言っていただけたら、とっても素敵だなって思います。

本体のギターやベースと同じように、一生懸命、心こめて作りたいと思います。




セナギターズ

メタルプリントOPEN-G






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音楽サークル様のピックチャーム

2015-12-06 17:06:14 | メタルプリント
ここ数年、毎年11月に、東京のある大学の音楽サークル様のピックチャームをお作りしています。

今回、ブログ掲載のご許可をいただいたので、その製作の様子を載せさせていただこうと思います。

表面にサークル様のロゴ、裏面にメンバー様のお名前と数字をお入れしたオリジナルピックチャームです。







ピックチャームの元になる板は、シルバー950、厚み1.3ミリの板です。

それをピック型に抜いたものを、常時、在庫しています。

その状態から、まずは、板をピカピカに仕上げていきます。



下の写真は、コバ(周り)の部分を仕上げた状態です。

ここまでで2段階、バフの工程を進めています。





その後また2段階、ピック両面のバフ仕上げの工程をすすめて、これは最終仕上げの写真です。






シルバー950の板がピカピカの鏡面に仕上がりました。





板が仕上がったら次はメタルプリントです。

表面は同じロゴですので、いっきに打刻プリントできますが、裏面はお一人お一人のお名前なので、一枚一枚レイアウトを確認しながらプリントしています。

(裏面はお名前なので、写真は撮らせていただいておりません。)





プリントができあがったら、丸カンを付けて、ピックチャームはできあがりです。





そのあとは、一つ一つきれい仕上げ、個包装します。





お名前を確認しながら、ラッピングします。

最終的に、外袋の上に、お名前のシールを張ってお渡ししているので、そこまでをいっきに作業します。

(写真のお名前部分はぼかしてあります。)







こちらのサークルでは、先輩のメンバー様から後輩のメンバー様にピックチャームを贈られることが恒例になりつつあるという、たいへん嬉しいメッセージをいただいており、本当に光栄に思っております。


毎年のご注文からは、サークル様の活発なご活躍ぶりもお知らせいただけますし、元気もたくさんいただけて嬉しい限りです。


今年も無事に納めさせていただき、毎年恒例の大事なお仕事の一つが終わった感じです。



   メタルプリントOPEN-G





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