BEAST SIDE 1

ジュエリーアーティスト太田マリ(タバサ)です。工房からの制作風景、プライベートでやってるロックバンドの話も少しだけ。

メモリアルプレート

2009-03-30 22:09:21 | メタルプリント
先日、亡くなったワンちゃんのお写真をお入れしたメモリアルプレートをおつくりしました。





このようなご注文を、たびたびお受けすることがありますが、そのたびに、かわいがっていらした家族の一員であるワンちゃん、猫ちゃんを亡くされた悲しみはどれほどのものだろうと思います。

うちも猫(2代目)がいますので、そのお気持ちを考えるととてもつらいです。

そこで、少しでもお気持ちの整理のお役にたてたらと思い、とにかくいい仕事をさせていただこうという思いでとりくませていただいています。


さて、今回のご注文では、ワンちゃんのお写真が解像度の高い状態でいただけましたので、画像加工もとても楽でした。
また、ワンちゃんの毛の色が、メタルプリントで表現しやすいものであったのも、きれいに仕上がった理由のひとつかと思います。

余談ですが、ワンチャン猫ちゃんをメタルプリントするときに、なかなか難しいのが、実は黒犬くんとクロネコちゃんなんです。
メタルプリントの場合、打った部分が白くなり、黒い部分は打たないことで表現します。
そのため、黒犬くんクロネコちゃんはボディを打たない状態になるので、バックに明るい色を持ってきて、しっかりコントラストをつけないとうまく表現できないんです。


今回のご注文では、裏面のテキストの中にダイヤモンドを1ピースお入れしました。
文章が少し長めでしたので、星の形に留めるスペースがとれるかどうか不安でしたが、なんとかバランスよく入りました。

仕上げにはロジウムメッキ加工をお入れしてあります。

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命を守るドッグタグ

2009-03-17 16:33:35 | メタルプリント
最近、60歳前後くらいの方から、IDタグのご注文が、急に増えました。
お名前やご住所、お誕生日などを入れるだけでなく、病歴や常備薬をプリントする方も多くいらっしゃいます。

外出先で、不慮の事故や病気などで意識を失ったときに、身元がわかるものを何も持っていないと、家族への連絡が遅れたり、命にかかわることもあります。

IDタグは、そういう時のための「転ばぬ先の杖」とでもいえばいいのでしょうか。

日頃からそういう意識をお持ちになるということは、それがそのまま事故防止や体調管理にもつながるのではないかと思い、不摂生しがちな私なども見習わせていただかなくてはと思ってます。



プリント例(表面) 
ご家族の携帯電話の番号も、いざというときに役に立ちます。



プリント例(裏面)
病歴や常備薬など



OPEN-GのIDタグは、洗練されたデザインにワイルドさを合わせ持った、いわば「かっこいい」アイテムに仕上がっています。

そのため、普通のシルバーアクセとして、ファッションの中に取り込み、楽しまれる方もたくさんいらっしゃいます。

しかし、必要なID情報を打ち込んだ実用的なアイテムとしてもお考えいただければと思い、ホームページのほうも新しいページを作ってみました。
ぜひ、そちらもごらんください。

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