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書道をしよう

Reisinより書道の魅力をお伝えします

何紹基集 スタート!

2008-03-08 | 書道

今日は東京はとても暖かく、いよいよ春が近づいてきたなぁ~という一日でした。
春は、別れの季節でもありますが、スタートの季節でもあり。
大人になった今は、あまり変化が無いものの、
やはり何か始まるようなわくわくした気分になります。私だけ?

先週、木曜日から、専門科クラスの授業内容も新しくスタートしました。

『何紹基集(かしょうきしゅう)』
 

何紹基(1799-1873)は清の時代の詩人、書家です。
テキストの中を開けてみると…


行草体
前回までの楷書とは同じ清の時代の書家でありながら、
ガラリと雰囲気が変わり、心機一転です。

一見、難しそう… と不安になりますが、
繊細さと強さを兼ね備え、見れば見るほど、魅力的な文字だなぁと思います。
好きな書体かも

カリキュラムが終了する頃、
私の文字に何紹基が宿りますように。


ついつい、創作が楽しくなり、古典に触れない時間が
多くなってきていましたが、専門科に入り、
「臨書」という時間を持つことで、
創作の時とは違った心の落着きや、静けさを感じ、
一方では書かれたその時代を想像したり、文字から伝わってくる気を感じたり。

書に携わっているうちは、勉強することがたんまりあって大変だ