こんにちは Reisinです
大荒れの東京・・・・・
皆さま、無事家路につけましたでしょうか。
まだまだ交通機関が乱れているところも多いです。
気を付けてご帰宅されますように。
私も、なんとか怪我無く、帰宅致しました。
大変だった・・・・・・・・・・・・・・・・・・
職場では、お昼頃から、交通機関が乱れるため、
早く帰れるひとは早めに帰宅するように、とのお達しがまわりました。
私は、会社から自宅が結構近いので、あまり心配もされず、
年度初めて仕事も立て込んでいたことから、
「まぁ、天気予報ではああ言っているけど、6時も過ぎれば嵐も過ぎ去っているよね。」
なぁ~んて甘い考えを抱いていました。・・・本当に、これは甘かった 

地下鉄を使うこともできるのですが、駅から家までの徒歩を考えると、
今日の強風と雨ではずたぼろになりそう。
なんとか、タクシー拾いたい(贅沢だけど。命が大切)
または、バスでもなんとか大丈夫
・・・と会社の建物から出た瞬間 、息出来ず
(っっっ こんな感じ。息が吐けない、吸えない)
風が強すぎて、呼吸が出来ない。昨年の東京直撃大型台風のときと全く同じです。
(あ= あの時の恐怖復活
)
前に歩いている男性は、傘なんて広げたもんだから、風の抵抗で前に進めず、
真後ろの私も前に進めない。そして、男性、慌てても、傘閉じれず。
あっという間に傘ひっくり返った
(あ~あ~あ~ だめだよ。傘広げては
)
大通りに出ると、全く「空車」タクシーが見当たらず、
地下鉄に入るか、バスを待つか、迷って迷って、すぐ近くのバス停に行きました。
囲いなんて無いバス停なので、もうすでにぐっしょり。傘なんて、もうどうてもよい。
あわよくばタクシー来ないかな と道路に半身を乗り出すも、
スピードアップのタクシーが通りすぎる。泣けてくる。
バス停におじさま一人。
二本脚で、踏ん張る。
ゴルフバックのような大きな荷物を一つと、他に2つの袋、大荷物。
目を細め、じっと強風に耐えている様子。
しばらく私もそのバス停で踏ん張る。
強風にあおられながら「こんなに踏ん張ることなんて人生でそうあるものではないな」と思った。
何度も、呼吸困難。おそらく、あと20歳年をとっていたら、確実に転げていただろう。
まだバス来ず。
タクシーも来ず。
泣けてきそうな状況で、
私は、バス停で私からすこし距離をおいて踏ん張っているおじさまに話かけてみました。
「埼玉方面から帰って来たら、東京がすごいことになっていた。埼玉は全然だったんですよ・・・」
なんて、話し始めた途端、ごぉーーー っという音と共に、強い風。
なんと、おじさまの大きい3つの荷物が一気に持ち上がったではないですか!(きゃー
)
一瞬の出来事で、おじさまもびっくり。私もびっくり。
とっさに、荷物に飛びつき、二人で3つの荷物にしがみつきました。
風って、本当にオソロシイ・・・
自然はコワイ。
力も尽きそうになったとき、バスの姿を発見。
助かった・・・・ 心から、そう思いました。
おじさまは私の前のバスに乗車。続いて、後ろのバスに私も無事乗車。
帰宅の方面を聞いている最中に強風が来て、
荷物にしがみつくことになったので、
結局どちらの方面に帰られる方かわかりませんでした。
私とは違う方面のバスだったことだけは判明。
バス停であんな大きな荷物が飛ばされたことを思うと、
バスから降りることに恐怖も感じましたが、
降りないわけにもいかず。
幸い、バス停からの徒歩の間、体が浮くほどの強風には吹かれず、
傘をさす必要もないほどぐしょ濡れだったので、傘もささず、壊れることもなく、
帰宅致しました。
明日は、晴れるかな
桜も、持ちこたえていますように。