書道をしよう

Reisinより書道の魅力をお伝えします

アメリカ旅行

2008-10-31 | その他
こんにちは Reisinです
東京書作展作品出品後、気分も晴れやかに、アメリカ旅行へ行ってきました

円高は日本の経済にはあまり良いニュースでは無いのですが、
やはり海外旅行に行くときの円高は“にっこり”です。

今日は書道から少し離れますが、
青い空・広い大地・きれいな夕陽もプラスしてアメリカ旅行の写真を載せちゃいます。

【NAPAのワイナリー】
サンフランシスコから車で1時間半程度で
こんな気持ちの良いワイナリーの世界が広がります。
ワインのティスティングは10ドル前後で、何種類かを味わうことができます。
日本でも人気のオーパスワンは、ちょっと高めの35ドル!? 
そして、一種類しか用意されていないので、記念にトライするもよし、
その分色々なワイナリーを訪れるもよし。
お誕生日にワインに飲まれて大失態だった私も、
今回は大満足のワイナリー巡りでした

 

【霧のサンフランシスコ】
寒かったぁ~ 
前日のワイナリーがあまりにも気持ちよい気候だったので気を抜きました。
郊外に比べ、サンフランシスコの街は気温が大きく下がります。
行かれる方は気をつけてくださいね。
サンフランシスコを代表するゴールデンゲートブリッジ。
今回は、霧がややかかって風情ある趣でした。



【CARMELへの旅】
サンフランシスコから車で約3時間半。カーメルの街に行ってきました。
映画俳優クリント・イーストウッドが市長だったことでも知られています。
大学時代からの友人と二人、
サンノゼに住む彼女に運転はお任せしてしまいましたが、
十数年前の卒業旅行を思い出しながらの楽しい一泊二日の女二人旅でした。

①CarmelからBigsirへのドライブ


②ホテルのお兄さんに勧められた「POINT LOBOS」での眺め


③今回の旅行でもイチオシのCarmelの夕陽
とにかくカーメルの街を訪れたら夕陽を見てください。
以前、訪れた際、うっかり買い物に夢中になって見逃してしまった夕陽。
悔やんでも悔やみきれない過ちでした…
ようやく、今回最高の夕陽を目にすることに。
感動して思わず涙が出てしまうほどの美しさでした。
とても素敵だったので、翌朝は朝ごはんのパンやフルーツを持って海辺で食べました。










自然の恵みを沢山吸って。
また仕事と家事と、そして書道の日々へ。


いつもの生活を楽しむこととします。

あ、    プラス英語も勉強します。



自分らしく・・

2008-10-15 | 書道
こんにちは Reisinです

ようやく、東京書作展作品が完成し、本日仕事の帰りに提出して参りました。
連休中日、苦しそうなブログをアップした後、
紙にまみれ、墨にまみれで、満足のいく作品が完成しました。

当初の希望通り、漢字かな交じり作品。
やはり、自分の言葉では上手く表現出来なかったので、
今回は、私が以前にブログにご紹介させていただいた
岡本太郎さんの『自分の中に毒を持て』から抜粋させていただきました。


「自分らしくある必要はない。
むしろ、"人間らしく"生きる道を考えて欲しい」



「自分に忠実に生きたいなんて考えるのは、むしろいけない。
そんな生き方は安易で、甘えがある。
ほんとうに生きていくためには自分自身と闘わなければだめだ」

「自分に忠実と称して狭い枠のなかに自分を守って、
カッコよく生きようとするのは自分自身に甘えているにすぎない」

とあります。
私の以前のブログの題名はまさに「自分らしく生きるために」
というものでした。

―自分らしく― とはどうあることなのか。
自分の枠を決めてしまって、その中でぬくぬくと自分は生きようとしていたのか
と頬を叩かれた気がしました。

人は、ついつい楽な道を歩んでしまいます。
少なくとも私はそうしてしまっている気がします。

だから毎日布団に入り目を閉じる瞬間、「あ、今日も100%じゃなかったな」と
気持ち悪いまま、眠りに落ち、朝目が覚めると、
何もなかったように変わらずに一日を過ごしてしまう。

忘れちゃ駄目なんですよね。
その100%じゃなかったと気持ち悪く感じたことを。


今回書いた作品は半切作品。
墨を磨り、やんわりと書き上げた作品。

激しくぶつけるのでなく、「考えて欲しい」という言葉の重みを感じ、
自分へ言い聞かせるように書き上げたもの。

作品の写真は、室内で暗くなってしまい、墨色もよくお伝えできないため、
展覧会会場にて再トライして参りたいと思います。


明日から心に問いかけよう

「人間らしく生きていますか」





伝えたいこと

2008-10-12 | 書道
こんにちは 朝六時に目覚ましが鳴り、朝焼けの余韻にうっとりしたReisinです

しかし、二度寝をしてしまい、ちゃっきり目が覚めたのは九時。
慌てて、筆を持った連休二日目。
濫觴の半紙仮名混じり作品で腕ならし・・ と思いつつ、
ちょっと楽しくなって結構な量を書き続けてしまいました。
今日のメインメニューは書作展作品を完成させることなのにーーー



突然ですが。

~英語は手段であって、話したいことがなければ意味がない~

これは、何年か前、英語学校に通った時に感じたことです。
就職の際に、英語が話せれば有利だとか、
英語が話せれば転職が出来るとか、
もちろん一つの条件にはなると思いますが、
まずは、自分の考えがなくては、いくら手段があっても、
使いこなすことが出来ないのです。
英語は、おしゃべりな人ほど上達が早いとも言われます。

日本語でも、英語でも、自分が何を話したいか、伝えたいか、
その訓練や考える習慣をつけないと、
英語は上達しないし、生かすことが出来ないなぁ と実感しました。
そして、日本人は学校でその訓練をする機会が少なく、
自分の意見を伝えるのが下手だとも言われます。

最近、書の世界も似ているなぁと感じています。
いくら字が上手に書けるようになっても、
自分が何を書きたいか、何を伝えたいかとう思いがなければ、
なかなか自分が気に入った作品が作れないということです。

書道には、「臨書」といって、古典作品など他人が書いた作品を見て、
真似て書く勉強方法がありますが、展覧会などは、いわゆる「創作」といって、
自分の作品を創らなくてはなりません。

毎回、「あ~ 自分の思いを詩にしたためて伝えられればいいのに」
と思いながら、書き溜めるのですが、あまり才能が無いようで(
上手く表すことが出来ません。

そのため、自分の思いと合致した詩や言葉に出会うと、
「これだぁ!!」 と感動し、作品にしたいなぁと思うのです。
それは、その時自分が置かれている環境や、バイオリズムにも関係し、
ものすごく落ち込んでいるときには慰めてくれるような言葉であり、
全てが上手くいってHAPPYな時期は愛情たっぷりの言葉だったり、
忙しくて疲れているときは自然の生命を感じる言葉だったりと、
もともと単純な人間なので、作品を見ると、
その時の私の状態が分かったりもします。


今の私の伝えたいこと、書の世界で表したい感情とは―


自分の感情が顕著に表れる「書」

あと数日自分と見詰め合って、
伝えたいことを伝えられる書 を作りたいと思います。


・・・そろそろ、筆を持たないと。
私の三連休、半分終わってしまいました



産みの苦しみ ~書道編~

2008-10-11 | 書道
こんにちは。Reisinです。
三連休初日、東京、天気はイマイチです…

卒業式から半月が経ち、
現在は来週に迫った東京書作展の提出〆切を前に、
まだ作品が完成できず、悪戦苦闘しています


連日、夜になると部屋中に広げ、紙と向き合っているのですが、
どうも集中できず、思った作品が書き上げられない毎日。
睡眠不足で、会社ではウトウト… なんてことも。
肌の張りもなく、目の下のクマも切ない。
上司からは「顔色悪いよ」なんていわれてしまい、あ~困った。

現在、専門科は現在仮名交じり作品の授業で、
また今はまっている「いろは歌」の成果を試すという意味もあり、
今回は絶対漢字かな交じり作品にしようと思っています。

・・が、ここから先が進まない。
何枚、何十枚と書き続けて、様々な形式で挑戦していますが、
半切というサイズの中で、魅力的な作品を創りあげるのは、
本当に難しいです。
小さなサイズほど、字形はもちろん、何を伝えたいか、どこを見て欲しいか 
という勢いだけでは済まされない難しさを実感します。


作品が完成したら、是非大手を振って連休を楽しもうと思うのですが…
もう少し産みの苦しみと戦わなくてはならない感じです。

「終わった===」

となりましたら、ゆっくり写真付きブログで更新したいと思います。

では。