とうとう最終回。
頼朝からの再三にわたる督促に、どんどん追い込まれていくいっけい泰衡。鎌倉方の軍勢が白河関まで迫っているとのこと。徹底抗戦の国衡・忠衡兄弟に比べ、泰衡はただうろたえるのみ。爪を噛む仕草など、器量の小さな坊ちゃんぶりが上手く表現できている。
そんな中、突然うつぼちん登場。「都の知り合いみんなの名代だ」なんて、最終回に合わせた訪問です。ここで静からの伝言を伝えるのだが、いっそのことうつぼと一緒に来ればよかったのにと考えるのはいけないことか?
じわじわと泰衡を追い詰める作戦に出た頼朝だが、政子に「やはり情のお人でしたな」と突っ込まれると、「よくぞ申した」と半ギレ気味。とうとう泰衡に最後通牒を。
その結果、たまらず泰衡は義経追討を決心。最後の青白い表情はもはや病気。しかし、忠衡は反対し、国衡は地元へ帰ると言い出す。
そして、忠衡暗殺をきっかけに、衣川の高館も襲撃されることに。うつぼが逃げろと言っているのに、「敵に後ろは見せない」などとたった6人で迎え撃つ。これまでの人生を振り返り、「悔いのない人生だった」と言いながら、最後の最後に「新しき国」をみんなして連発。そんなに「新しき国」に未練があるのなら、うつぼの言うとおり逃げたらどうなの?
うつぼに静たちへの伝言を託し、泰衡方を迎え撃つ6人。まず義久が討たれ、次いで喜三太も。殿を放っておいて喜三太との別れを惜しむ弁慶。そこだけなぜ安全地帯?
次郎は、継信ばりに義経を弓矢から救い、血しぶきを上げながら断末魔の叫び。見事な最期だった。今回は、白い花びらが舞う。金粉、紅葉、この作品は、どうも何かきらきら舞うのが好きらしい。
三郎もとうとう力尽き、倒れざまになぜか「カニ?」。
残る弁慶とともにお堂に逃げ込み、いよいよ最期。お堂の奥に光が差し、もしや?と思ったら、やっぱり最後も出てきました「金の屏風」(幻だが)。夢の都、新しき国を思いながら自害。その途端、お堂の屋根から白い光が立ち上り、昇龍?と思いきや白馬だった。ここであの白馬ね。意味は分からんけれど。
それを見届け、弁慶も見事な立ち往生。一度は矢を受けながら叩き折り、二度目の一斉射撃で絶命。「武蔵坊弁慶」の立ち往生には及ばないものの(あちらは弁慶が主人公なので仕方なし)、よくできました。
義経の死の直後、ふと目が覚める頼朝。そこへ政子が現れ、義経自害の報が届く。どういった時間経過なの?
持仏堂に籠った頼朝は、義経に対する感情を吐露。「わしを恨め」と涙するその姿は、これまでの鉄面皮な頼朝像とは一線を画する。その前のシーンで持仏堂に籠った頼朝を笑いながら去っていく時政&政子父子との比較でもって、その後の源氏の脆さと北条氏のしたたかさを暗示していたか。
ラストシーンは、女1人で無事都へ帰還したうつぼちんが、鞍馬山で遮那王の幻を見るところで終わる。うつぼの存在意義が最後まで不明だったが、1年間通して出てくれたから、個人的には文句なし。静ちゃんもちょこっとだけ出てくれたし。できれば、萌様、能子も出して欲しかった。
今年の大河は、いろいろ賛否両論(「否」の意見の方が多かった気がするが)あったが、個人的には平家一門の描き方と女性陣のキャスティングに満足。石原さとみ、上戸彩、後藤真希、森口瑤子、夏川結衣、中越典子、尾野真千子など、演技力は考慮に入れずにこれだけ好きな人がわんさか出てくれたドラマも珍しい。
来年は「巧妙が辻」。残念ながら私は観ません。「利家とまつ」もそうだが、女性が主役の話は観る気がしなくて。どうしても、「夫婦」「家庭」がドラマのメインテーマになってしまうから。ほかの方はともかく、私は大河ドラマ(時代劇)にそんなものを望んでいませんから。仲間由紀恵があまり好きではないというのもあるが、「トリック」は好きで観てるし。あぁ、再来年の「風林火山」が待ち遠しい。
大河の感想を書かれているブログの皆さんには、今年1年お世話になりました。来年は私の分まで頑張ってください。とりあえず、年明けの「新撰組スペシャル」でお会いする方はお会いしましょう。
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そんな中、突然うつぼちん登場。「都の知り合いみんなの名代だ」なんて、最終回に合わせた訪問です。ここで静からの伝言を伝えるのだが、いっそのことうつぼと一緒に来ればよかったのにと考えるのはいけないことか?
じわじわと泰衡を追い詰める作戦に出た頼朝だが、政子に「やはり情のお人でしたな」と突っ込まれると、「よくぞ申した」と半ギレ気味。とうとう泰衡に最後通牒を。
その結果、たまらず泰衡は義経追討を決心。最後の青白い表情はもはや病気。しかし、忠衡は反対し、国衡は地元へ帰ると言い出す。
そして、忠衡暗殺をきっかけに、衣川の高館も襲撃されることに。うつぼが逃げろと言っているのに、「敵に後ろは見せない」などとたった6人で迎え撃つ。これまでの人生を振り返り、「悔いのない人生だった」と言いながら、最後の最後に「新しき国」をみんなして連発。そんなに「新しき国」に未練があるのなら、うつぼの言うとおり逃げたらどうなの?
うつぼに静たちへの伝言を託し、泰衡方を迎え撃つ6人。まず義久が討たれ、次いで喜三太も。殿を放っておいて喜三太との別れを惜しむ弁慶。そこだけなぜ安全地帯?
次郎は、継信ばりに義経を弓矢から救い、血しぶきを上げながら断末魔の叫び。見事な最期だった。今回は、白い花びらが舞う。金粉、紅葉、この作品は、どうも何かきらきら舞うのが好きらしい。
三郎もとうとう力尽き、倒れざまになぜか「カニ?」。
残る弁慶とともにお堂に逃げ込み、いよいよ最期。お堂の奥に光が差し、もしや?と思ったら、やっぱり最後も出てきました「金の屏風」(幻だが)。夢の都、新しき国を思いながら自害。その途端、お堂の屋根から白い光が立ち上り、昇龍?と思いきや白馬だった。ここであの白馬ね。意味は分からんけれど。
それを見届け、弁慶も見事な立ち往生。一度は矢を受けながら叩き折り、二度目の一斉射撃で絶命。「武蔵坊弁慶」の立ち往生には及ばないものの(あちらは弁慶が主人公なので仕方なし)、よくできました。
義経の死の直後、ふと目が覚める頼朝。そこへ政子が現れ、義経自害の報が届く。どういった時間経過なの?
持仏堂に籠った頼朝は、義経に対する感情を吐露。「わしを恨め」と涙するその姿は、これまでの鉄面皮な頼朝像とは一線を画する。その前のシーンで持仏堂に籠った頼朝を笑いながら去っていく時政&政子父子との比較でもって、その後の源氏の脆さと北条氏のしたたかさを暗示していたか。
ラストシーンは、女1人で無事都へ帰還したうつぼちんが、鞍馬山で遮那王の幻を見るところで終わる。うつぼの存在意義が最後まで不明だったが、1年間通して出てくれたから、個人的には文句なし。静ちゃんもちょこっとだけ出てくれたし。できれば、萌様、能子も出して欲しかった。
今年の大河は、いろいろ賛否両論(「否」の意見の方が多かった気がするが)あったが、個人的には平家一門の描き方と女性陣のキャスティングに満足。石原さとみ、上戸彩、後藤真希、森口瑤子、夏川結衣、中越典子、尾野真千子など、演技力は考慮に入れずにこれだけ好きな人がわんさか出てくれたドラマも珍しい。
来年は「巧妙が辻」。残念ながら私は観ません。「利家とまつ」もそうだが、女性が主役の話は観る気がしなくて。どうしても、「夫婦」「家庭」がドラマのメインテーマになってしまうから。ほかの方はともかく、私は大河ドラマ(時代劇)にそんなものを望んでいませんから。仲間由紀恵があまり好きではないというのもあるが、「トリック」は好きで観てるし。あぁ、再来年の「風林火山」が待ち遠しい。
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再来年の風林火山。山本勘助が主役でしたか?楽しみです。ワタシも大河は女性の主役あまり好きではありませんので。
武蔵坊弁慶今見ています。
多分来年のは観ません。大河ドラマは主役はもののふじゃないと。風林火山楽しみです。
なんだかんだ言いながらも最後まで見ることができたのはやっぱりドラマに魅力があったのかしら?と思います。
ツッコむ気力もないようなドラマは早々にリタイアしちゃいますものね。
年明けは私の大好きな「組!」続編です。
実はもう気持ちはそちらの方を向いています。
ぱるぷんてさんも、Hiromiさんも、「巧妙が辻」に対する思いは私と似ているんですね。来年大河のブログとしてお会いすることはないかもしれませんが、何かの記事でお世話になることがあったらまたよろしくお願いします。
とりあえず、ミチさんとは年明けの「新撰組!スペシャル」でお会いできそうですね。
ふと「新撰組!」と比較して、男性陣、個性的で魅力的ではありましたが、若手イケメンが少なかったかしら・・・なんて思ったりしました^^;
義経自害の場面はちょっとやりすぎと思わないでもなかったですが、希望を持った終わり方でよかったかなとも思います。
年明けは待ちに待った「新選組!」の続編。私も見ますよ~!!「功名が辻」も今のところ見ようと思っています。
1年間お疲れ様でした。
私も「新選組!」楽しみにしてます。
「功名が辻」は個人的に好きな時代の話なので、主人公云々よりも周りのキャラクターを楽しみにしています。
私は「義経」の感想を定期的に書いたりはしておりませんでしたし、感想と言えるようなものでもないのですが、TVの方は一年欠かさず見ておりました。
「しずやしず」の時に思わぬTBを頂いておりまして、どうもありがとうございました。
こちらに並んだTB先のブログの数々も読まさせていただいて、色々熱く面白い感想に出会えて嬉しく思いました。
都合により投稿もTBも遅れてしまいましたが、改めまして、こちらからTBさせていただきました。
来年の大河は見られないのですね。
残念。
長期間のドラマもこうやって見てると2倍楽しいですね。私はもともとタッキー目当てで見ていましたが、じっくり見ていると、いろんな隠れた俳優のよさに気づけてそれもおもしろかったですね。今回だと継信、萌、能子、次郎・・・あと静の意地?(いい意味です)、数えるとキリがないですが。
来年は私もなんとも言えませんが、新選組はほぼ完全に見ていたのでスペシャルは当然見ます!リアルタイムでは「里見八犬伝」を見るので(笑)録画になりますが、その節はよろしくお願いします。