毎年秋分の日に茗荷を採ります。
今年も草を分けて見てみたら、あるある、いっぱい出ていました。
花は1日花で、知らない間に咲いてしんなりしています。
花も食べられますが、花芽が出てちょうどよい頃の秋茗荷です。
バケツに2杯、たっぷりと収穫できました。
こんなに食べられないので、友人宅に持って行きました。
さっそく甘酢漬けにしました。
梅酢を少し付け足したのできれいなピンクになりました。
これは常備菜に。
夕食には豚肉と豆板醤入りみそ炒め。
茗荷は炒めすぎないようにしてシャキシャキと。
つい2日前まではエアコンなしでは寝られないほど暑かったのに、朝晩急に秋らしくなってほっとしています。
昼間はまだ暑いけれど、やっと秋の気配が感じられるようになりました。
茗荷はこんなに暑い夏もきっちり秋を連れて来てくれました。
えらいなあ。
秋分の草生に入りて茗荷採る 一夜で逝きし義母が残せし
露含み淡き黄花はくたりても茗荷の子らはふくふくと添ふ
ぷくぷくの酔いどれ色の秋茗荷 福耳となり話聞きをり
昨日の豪雨、能登半島の人々のことを思うと胸がつぶれる思いです。