のり巻き のりのり2

飾り巻き寿司や料理、己書、読書など日々のあれこれを書いています

小女子

2023-05-19 15:19:42 | 日記
小女子を買いました。季節限定品と書いてあったので。
小女子はいかなごの稚魚です。



シラス、小女子,きびなごなど小魚にはいろいろありますが、それぞれ種が違っています。

詳しく考えずカルシムを摂るのにはよいだろうと、買っていましたが、今回ネットで調べちゃんと勉強しましたよ。

小女子は愛知県でもよく採れて、今が旬でおいしいということです。

そこで、まず新玉ねぎとかき揚げにしました。






あとはくぎ煮。

醤油(少なめ)、みりん、砂糖とで煮つけておきました。



日持ちするので作り置きできますからね。

全体に魚の値段が高くなって、日本人の魚の消費量はどんどん減っています。

せめて小魚でもたくさん食べて、消費量を増やしたいものです。

なんといっても高齢になってきたらカルシウムが必要です。




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叔母の旧旅館、プレオープンに招待

2023-05-19 07:18:37 | 日記
長良川鵜飼で有名な観光地に立地する叔母の旅館が新しく生まれ変わり、21日に開業します。

それに先立ち、関係者が招待されました。

叔母が亡くなって9年、荒れるに任せていた旅館がやっと生まれ変わったことに感無量です。

地域のために使ってほしい、と岐阜市に寄贈したものの、簡単には行きませんでした。

やっと昨年、プロポーザル方式で事業者を募集し老舗旅館が名乗りを上げ、着工できました。

建物には貴重な材木や施しがなされ、文化財としても貴重なものでした。

また、皇室や政財界の要人の利用という歴史的な価値もありました。

しかし、庭は荒れ放題、板塀は壊れ、悲惨な状態が何年も続きました。

多くの人から苦情の電話も入ったそうですが、市に寄付した以上、市がどうにかするしかなかったのです。

今は空き家問題が全国的に問題になっている時代です。

古い家屋も後継者がいなければ、ほとんどが取り壊されてしまいます。

だから、今回このように生まれ変わることができたのは、岐阜市と、名乗りを上げてくれた老舗旅館と、無利子で融資をしてくれて銀行のおかげだと感謝しています。

すでに予約が入っているとのこと。

昨日は招待で、叔夫婦、いとこたちと宿泊することになっていました。

私は都合で宿泊はしませんでしたが、ゆっくり中を見せてもらい、感激して帰ってきました。




手すきの和紙、現代アーテストの作品で迎えられる玄関


2階の間の一部が取り払われ、吹き抜けになっていました。


貴重な造りの天井と夢想窓はそのままに







広々としたリビング、キッチンもあります。
叔母の写真を持ってきて、テーブルに置き、叔母にも見せてあげました。
きっと喜んでいることでしょう。


9時間一定温度になっている温泉風呂


ハイセンスなしつらえの洋間


叔母の旅館で使っていた家具が所々に配置されています。


ここは皇族の方が宿泊された部屋だそうです。


天井の梁や欄間はうまく生かして使ってあります。




懐かしいインテリアがありました。


この天井も貴重で、一部は補修され、新旧で色の違っている部分もありました。


和室の雪見窓を開けると、金華山と岐阜城が。
素晴らしい景色です。


昔、叔母が描いたテッセンの絵が飾られていました。


昔は畳敷きの優雅なトイレでした。





竣工式には市の関係者や地域の有力者が参加されていました。
叔父が代表で感謝の言葉を述べました。



リノベーションには約1億かかったと聞きました。

景気がもどり、外国人が観光に訪れてくれることを期待して、今後維持発展し続けてくれたら叔母の遺志が活かされると思います。

これからの日本のありようを考えさせられる出来事の一つになりました。



コメント (4)
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