兵庫県宝塚市:花粉症・アトピー性皮膚炎・アレルギー過敏症などの専門院 たからづか自然療法院の院長のblog

オステオパシー、カイロプラクティックといった手技療法、アレルギー除去療法、発達障害児への改善療法など

低気圧とションボリさんの関係

2007年04月13日 | 健康情報
 はじめに、気圧ってなにか。
それは簡単。
空気の圧力のことです。
目に見えない空気にもちゃんと重さがあって、その重さのことを言うんですよ。
よく「台風の中心気圧○○ヘクトパスカル」っていう、あれのことです。
地球上で一番低いところは海面なので、そこを基準にしているようです。
すると、海面とエベレスト山の頂上とでは、上に乗っている空気の量が違うのはお分かりでしょうか?
大気圏の高さが同じとすれば、地面が低いとそれだけ距離が長いし、その分空気の量も多い訳です。
つまり、低い地面のところは高いお山のてっぺんよりも空気が多いので、気圧が高い訳です。
それだけで気圧の違いが出るわけではないのですが、簡単な例とすればそんな感じです。

 では、気圧と身体の関係です。
「高気圧=空気の量が多い=酸素が多い」
こういう図式が成り立ちます。
酸素が多いと動物は、呼吸が活発になって身体に取り入れる酸素の量も多くなります。
そうなるとエネルギーも沢山生産出来るので、活発に活動出来るようになる訳です。
交感神経が活発になるのです。
お天気には元気になることで納得していただけると思います。
その逆に低気圧では、酸素を取り入れる量も減ってしまいます。
そのため、呼吸もゆっくりしてエネルギーの代謝を抑えるようにします。
副交感神経が優位に働きます。
活発に活動するよりも休息する方へスイッチする訳です。
 この副交感神経の働きが高まっている時ほど活動はのんびりとし、気分的にもゆったりし、高まりが強いとションボリとなりやすい訳です。
雨の日にはなぜか気分が滅入るのはそのためです。
 悩み事などがあると、そのストレスに対抗するために交感神経優位から副交感神経の働きを高めようとします。
そのため、落ち込みやすくなります。
そういう時と雨の日が重なったりすると、ドカーンと気分が滅入ってしまったりする訳ですね。

 気分が落ち込んだときには海へ行き波間を漂う水鳥を眺め、イライラする時には山で滝や水辺にたたずむのは理にかなっているんです、きっと。
理由があるんです!


written by 兵庫県宝塚市(川西市/西宮市/伊丹市など)のアレルギー治療 "たからづか自然療法院"
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コメント (1)
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