ある妄想

セクシーでグラマラスでマアゾネスな女性たちが特撮の敵女幹部というかＳＭというかランブルローズというか永井豪というか…、のよう衣装を身に纏いリングにあがる。そのリング、ロープ、衣装には小型マイク、ピックアップ、盗聴器などが取り付けられている。その状態でキャットファイト開始。戦いの「音」は本来プロレスの実況席がある場所に存在しているミキサーに集合し、そこにはなぜか俺がいてその「音」にファズ、ディストーション、オーバードライブ、フランジャー、ディレイ、リバーブ、テープエコーなどのエフェクト処理を暴力的なまでに使用しその加工された音が会場の四方八方を囲む大量のアンプから大音量で流される。その音をリアルタイムにＢＧＭとしてキャットファイトが延々と続くという『音楽』。