拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

  不惜身命

2022年06月28日 | 娑婆惰罵駄(シャバ・ダバダ)

          

 

  『不惜身命』・・・仏語。仏道修行のためには身命も惜しまないこと。『法華経』譬喩品などにある語(大辞泉)

  

  私の人生で最初に『尊敬する人物』を得たのは1982年アッテンボロー監督映画『ガンジー』を観たことで、『ガンジー』の存在を知り

  その後『ガンジー自伝』をはじめ数冊の本を読んで、私の尊敬する第一番目の人物となった。

  第二番目は『スズキ大拙』であるが、彼の著作を通して年々、彼の偉大さに尊敬の念を抱くようになった。

  第三番目は じつは『山本太郎』である。 ガンジーやスズキ大拙と比較するほうがおかしい…と思う人もいるだろうが

  この三人『不惜身命』という点、『慈悲心』の発露をそれこそ不惜身命で社会に働きに出る・・・その一点において

  私は大いに彼らを尊敬するのだ。 

  私は彼等をひたすら尊敬することぐらいしか出来ないが、彼等を尊敬することができることに喜びを感じざるを得ない。

  私のような者を『山本太郎・信者』と揶揄する人がいるが、この三人の言葉には『主語』が無いことが、解らない人の言うことだと思っている。

 

            


  投票率(48%)・ 悟り率(7%)?

2022年06月28日 | 観自在

           

  前回の参議院選挙(令和元年)の投票率は48%だったそうだ。

  『投票権と悟り権』を提唱している自分としては、ここで『悟り率』というものも発表というか、知りたいものだ。

  ただ、『悟り率』・・・という新語を使うことで、仏教の役割のようなものが、自分なりに鮮明に観えてくる気がした。

 

  宗教としての仏教。

  葬式では世話になっているのに、肝心な心の救済としての『悟り』が置き去りにされているのが仏教界の現状であろうか。

  『悟り』は崇高なものでもなんでもなく、まさに『基本的人権』・・・として、私達は真剣にこれに取り組む時期にきているのではないか。

  人間を不幸にする一切は『悟りの欠如』・・・自他に対する慈悲心の欠如で、これを仏教では『一切皆苦』と宣言している。

 

  喫茶去(まずはお茶でも一杯…)ではないが、まずは『投票権』で、社会の平安を勝ち取りつつ、『悟り権』の獲得に取り組んではどうだろうか。

 

        

  私は今日、ジュネーブの領事事務所にいって在外投票をしてくる。(海外であるから日本より早めの投票となる)