拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

  釈迦は王子様だった

2022年06月24日 | 観自在

         

               釈迦の出家の図(妻子を捨てての出家は相当な覚悟がいたであろう…)

 

  『悟り権』のことを考えていたら、その創始者というか第一発見者? 釈迦が王子様であったことに思い至った。

  これが何を意味するか、もし彼が奴隷の息子であったら…と思うと、汲々とした日々の生活に追われて『悩み』を深める時間を

  持てたかどうか…。じっさい釈迦は29歳のとき、さらに没頭する時間を持つために『出家』しているのだ。

 

  ここまで考えたとき、私の仕事歴が21種あったが、2020年12月1日のブログ記事『アルバイト人生』

  今考えるに、貧乏であった私は『心の自由』を確保するために常に仕事をキープしようとする意思があったようだ。

  幼少期に実生活や映画から学んだのは、『金にあくせくした人生を送らない』事と、無意識ながら『己事究明』する時間を

  持つ事・・・であったようだ。

  坊さんのように出家せずに、『心の自由』を確保することは私にとってそれは『心の出家』であり、それには経済的に

  安定した生活が最低必要であった。であるから私は『アルバイト人生』を選択したのだと思う。

 

  『悟り権』を実現させるためには、『生活の安定』・・・そのための『投票権』と、やはり『投票権と悟り権』は表裏一体だ。