拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

  投票権 と 悟り権 (その3)

2022年06月10日 | 観自在

   いま巷では、6月22日『公示』・ 7月10日『投開票の日程で『参議院選挙』が行われる予定となっている。

  その後は三年間、国政選挙が行われない…そうだ。 その意味で、今回の『参院選』はとても重要だ。

 

  『投票権と悟り権』・・・などと、一見語呂合せジョークの様ですが、

  大局的見地から観るとどちらも『尊厳』に関する問題であると私は思います。

  『投票権』は娑婆である『色界』での『尊厳表明』であり、『悟り権』は『空界』での『尊厳表明』である。

  右派、左派でも、上下でもなく、主語のない『尊厳』を尊重する社会を目指すか、そうではないか・・・の問題だと思います。

 

  『投票権』については、私自身、還暦(2012年)を迎えるまで一度も行使しませんでしたから、人様にどうこう言えるものではありません。(恥)

  ただ私の場合、2011年3月11日の東日本大震災と原発事故以降の政治の動向について、期せずして始めたツイッターなどSNSにより、それまで入手する 

  ことが出来なかった情報(スイス在住の為)をもとに政治にも関心を持つに至り、日本の劣化を変革するには『投票権』しかない…と目覚めたのでした。

 

  私は海外に住んでいますから『在外投票』で、周りの在外在住者にアンケートではないですが、

  出会う人々に『投票』するかどうか? を尋ねると『投票権』を施行しない…という人が多く、非常に残念です。

  海外から観ると日本が『壊れて行く様子』がよく分かります。

  海外に住んでいると、投票をするにも面倒な手続き、遠くにある領事館、大使館までわざわざ出かけなければならない…などなど

  確かに大変ですが、苦しんでいる同胞を助ける気持ちがあるならば、ぜひ『投票権』を使ってください。

  それが『悟り権』への第一歩でもあると思うのです。