拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 『 禅 』 という 『 人"間"工学 』 

2021年02月02日 | 人"間"工学

  言葉の定義もろくに知らない、無学な私、馬骨の直感による戯言(たわごと)をご容赦願う。

  『悟り』への道は確かに様々あるなかで、禅の方法こそは『 人"間"工学 』に則る、まさに人を『悟り』に向けて大乗させ

  此岸から彼岸へ渡す『工学』ではないかと考える。

  既存の『人間工学』は、いまだ ”間 "の真意を理解しないレベルの学問であるが、『A I 』が今後人間を脅かす存在であることが

  確かである現状、私達は『 人"間"工学 』に真剣に取り組み、身心の進化(深化)をはかり、『 A I 』を万人の幸福に向けて自在に

  使い分ける能力を身につけなければならない。

         

           8世紀に『人"間"工学』によって現れた『千手観音菩薩』国宝 葛井(ふじい)寺(大阪府)

  優れた仏像は、禅の根本的理念(不立文字・教外別伝・直指人心・涅槃寂静)すべてを表し私達に現前して観せている。

  日本に禅宗が開かれた13世紀以前に、仏像として7,8世紀には日本に伝えられていたのだ・・・。

  当時の平安時代から現代に至っても、仏像のメッセージが『人 "間 "工学』の面を多大に有しているとは一般的に

  考えられていないが、今後は日本が世界に先駆けて開発し、貢献すべき重要な分野となるであろう。