今日からブログを始めます。日々おもっていることや今抱えている膵臓癌のことについて書いて行きたいと思います。さてさて、どんなブログになることやら。
まずは、病気の紹介から。今私が掛かっているのは、The King of Cancersとよばれる癌の中で性格の悪い膵臓癌です。昨年１２月の東京出張中、真夜中に突然両わき腹が痛み出し、救急車で病院に行ったら血液検査で肝臓関連の数値が非常に高い（"HHH"と言う判定、HやLがあるのは知っていましたが、その上にはHH、HHH、P（Panic)というレベルがあるようです。）ことが判明しました。医師から即入院するかと言われましたが、関西の地元に帰ってから別の病気でお世話になっている病院に行くことにし、朝一番の新幹線で帰り朝から病院へ、そこでの診断結果も入院となりました。
入院して、エコー、心電図、肺機能、血液検査、CTと検査をこなす内に、エコーで膵臓付近に浮腫があることが判明、更に造影剤を用いたCT、MRI、PETで膵臓癌と診断されました。その時点では、呼吸器内科の先生によると腫瘍は2cmぐらい、転移なしでステージIIではないかとのお話でしたが、年度末で手術できなく一旦年末年始は自宅に帰りました。
年が明けて1月5日に外科の先生の診断を聞くと、腫瘍部分が動脈にかかりかけているため、ステージはIIではなく、IVaになりますとのこと。膵臓癌だけでもガーン！！ときていたのに、ステージIVaとは、しばらくは言葉がでませんでした。先生からは、”手術可能です。手術では動脈周りの腸をコントロールする神経の半分を取ることになりますので、手術後腸の動きがおかしくなり、下痢が続きます”との説明がありました。わたしは、7年前から間質性肺炎という病気も抱えており、どうしようかと迷いましたが結局手術してくださいとお答えし、1月14日入院、20日手術が決定しました。
