猫ちゃんと節約したい独り身おばさんの暮らし

ちょっと臆病な猫のユキちゃんと一人暮らし歴20年以上の
やる気ないパートのおばちゃんの暮らし

図書館で借りた本 ヘミングウェイ 海流の中の島々がレトロすぎた

2022-09-19 16:07:00 | 図書館で借りた本 小説
過去に何度か日本語訳の本を
読んでますが今回英語の原文を
読むために
文庫本でなくてハードカバーの
本を小田原市の図書館で借りたら
かなり古い本でびっくりしました


このカード!!懐かしい
小田原市民 ヘミングウェイ
読まない、、
あまり借りてる人がいないです

ヘミングウェイは簡単というレビューも
あります
確かに中学生ぐらいのレベルの
スキルで読める文も
あります
それだけ読むなら簡単かも
しれません

しかし読んでいくうちに
独特の単語の使い方が
あり辞書を調べても
分からない時も
あります
難しくてヘミングウェイに
勝負かけられた
感じです
私はヘミングウェイ トラップと
呼んでます

三人称単数の使い方も
独特
なので日本語と並行して読んで
状況を覚えて
最終的に英語で覚えます

物凄い混乱するので
考えないとストーリーが
進みません
しかし言っている事が
分かると状況描写が素晴らしいのが
分かり
想像しながら読めるので
面白いです

日本版は上下巻になっていますが
洋書は一冊
まだ3分の1読んだところです

この表紙がいい!!








夏はビール!!でも酔っ払っている時にヘミングウェイは読んではダメでした

2022-07-24 19:38:00 | 図書館で借りた本 小説
歯医者さんの近くのスーパーで
ギネスビールが売っていました!
来週も行くので
また買います

暑いのでビールが美味い!!


近所のスーパーで
生ジョッキ缶が大量入荷して
いましたので1本購入

開け方が下手で見事吹きこぼれ
ました


ビールを飲んだ日は
ハイボールかジントニック
どちらか呑んで終了です


ヘミングウェイの日本語訳は
何度も読んでますが
原文はキリマンジャロの雪を
過去に読んだだけなので
Amazonで安いペーパーバックを
購入しました

ヘミングウェイは使っている
単語は難しくないですが
とても難解な部分があります
このshe ,heは誰の事
もしくは何を指してるか
理解不能な時や
独特な単語の使い方に
混乱して読んでます

しかも買った洋書が
誤植が多くミススペルな
らなんとかなりますが
単語の意味が全然違ってしまい
原文読んでるのに
原文検索する始末、、、、

スキルが上がっていいと
ポジティブに考えています

図書館で日本語訳を
借りてきました
翻訳家の大久保康雄さん
がいかに分かりやすく訳してるか
原文読んで
分かりました


ヘミングウェイの短編は
ウイスキーソーダが
出てくる場面が多く
ハイボール飲みながら
読んで次の日シラフで
読んだら全く理解してない事が
判明したので
ヘミングウェイはシラフで
挑みます





それでも内容が理解できると
夢中になって
何度も読み返してしまいます



寝落ちして背表紙を
折りました



ペーパーバックはすぐボロボロに
なるので無印良品のカバーを
かけてます



長編は絶対混乱するので
読むか悩みます
もし読めたら
江ノ島にある
ヘミングウェイ カフェに
行くと自分を
釣ってみようかな、、、


湘南/江の島の絶景が自慢のカフェ・バー&レストラン ヘミングウェイ本店

湘南/江の島の絶景が自慢のカフェ・バー&レストラン ヘミングウェイ本店

海と江ノ島を一望する湘南のスープカレーがおいしいカフェ・バー&レストラン ヘミングウェイ本店。海を見ながらのオーシャンビューランチやディナー。そして船の中のよ...

湘南/江の島の絶景が自慢のカフェ・バー&レストラン ヘミングウェイ本店

 




図書館で借りた本 トマト缶の黒い真実 ジャン=バティスト マレ 田中裕子訳

2021-10-24 08:37:00 | 図書館で借りた本 小説
2014年から2017年の取材を
元に書いた本で、今では
状況が変わっているかも
しれません。

アマゾンに短期潜入下した
話の本も出してますが、
日本語に翻訳された
本は出版されてません。
短期バイトで何がわかる
との批判があったようですが、
トマト缶についてのこの本は
充分リサーチされてます。

大量生産で安全な物は
無いと何かの本で読みましたが、
儲け主義一点張りの考えは
危険です。
読み出すと止まらなく退屈
する部分がありません。
分かりやすい説明で各国の
労働問題や、トマト缶の生産過程、
流通の問題が書いてあります。

トマト缶や瓶のトマトソースは
加工した国は書いてありますが、
原産国は書いてありません。
(カゴメのトマトソース瓶は
輸入とだけ書いてありました。)
高級品はやはり手をかけて
栽培収穫したトマトを利用
しているかもしれませんが、
世界に知れ渡る有名企業などは
安い中国産
トマトペーストを
輸入して加工している
事が多いそうです。
その方がコストが安いですから…

トマトソースは添加物が
書いてないから安全よね!は
間違いで表示しなくても
良いから書いてないだけです。
ウイスキーもカラメル色素が
入ってますが、表示する
義務がないから書いてないです。



私はトマトソースのパスタが
好きでよく作るのですが、
トマト缶だと大量に出来て
しまうので、瓶のトマトソース
を使っています。
トマトから煮るより市販の
方が断然美味しいし、
手間が省けるからです。

この本を読んだ後もやっぱり
トマトソースは買ってしまう
と思います。





図書館で借りた本 たゆたえども沈まず 原田マハ

2021-10-03 18:48:00 | 図書館で借りた本 小説
この本は、職場の方に借りて
一度読んでいますが、
また図書館で借りて来ました。
この本で19世紀前後のパリに
タイムスリップ出来ます。





ゴッホと弟のテオと
その周りの人達の関わり
を主にしたストーリーですが、
創作で、全て真実ではありません。

実在した人もいれば、
そうでない人も
もちろん実際に起こった
事件もあれば、
作者の創作の事件もあります。

ゴッホが当時パリで活躍して
いた日本人画商とかかわり
それがきっかけでゴッホが
日本に興味を持ち、アルルに
行く事を決心した…

当時実際にパリを拠点と
した画商 林忠正が
出てきます。


実際ゴッホは浮世絵や
日本に大変興味がありました。
当時日本では浮世絵は
茶碗を包む紙という扱いだった
らしいです。
パリでは高値で取引するぐらい
人気でした。



印象派は当時は斬新すぎて
全く受け入れてもらえない時期
もありました。
ゴッホの作品は全く売れません
でした。
しかしゴッホは画家としては
恵まれた環境にいました。
弟テオは画商だし、叔父さん
は画家で技術を学び、
ピサロからも直接学んでいます。

絵が売れなくて生活に苦労
している画家に絵を描く場所と
道具を与えたタンギー爺さんは
素晴らしい目利きだったのだと
思いました。

↓タンギー爺さん




この本のストーリーで
出て来る

↓ジャガイモを食べる人々
ゴッホは売れる絵だと信じて
友人にリトグラフを送りますが
ダメ出しをくらいます。




サン=レミの療養所にいた時の絵
は身を削って書いたような
激しさと完成度の高さと
美しさで素晴らしい
ですが、複雑な心境になります。

麦畑



糸杉


療養院の庭





図書館で借りた本 ジェイン エア シャーロット ブロンテ

2021-09-20 09:00:00 | 図書館で借りた本 小説
あらすじを書くので 
少しネタバレです。


ジェイン エアは、両親が無くなり
伯父さんと伯母さんとその
子供達と暮らします。

叔父さんは無くなり、ジェインを
大事に育ててくれと
言われましたが、
ジェインにかなり酷く
対応します。
子供達も
理不尽なイジメをします。
我慢をしていたジェインも
流石に切れてしまい、
伯母は面倒見切れないから
と学校に送りますが
この学校はかなり悲惨な環境で
体調を崩して亡くなる子もいます。
ジェインは
努力してその学校の教師となり、
エドワード ロチェスターの
非嫡子 アデルの住み込み家庭教師
になります。

ロチェスターはちょっと偏屈で
かなり怖い印象ですが、
一緒に過ごしているうちに
好きになってしまいます。

しかし当時家庭教師は
あまり身分は良くなかった
のでジェインは悩みます。

しかし相思相愛になり結婚する
事になった時に大問題が発生します。
ロチェスター!なんでそれを
言わないわけ?!

傷心のジェインは、出て行く
事にしました。
所持金が無く路頭に迷っていた
所で、牧師のリヴァース一家に
助けられます。
ジェインは学校の先生となり
平和に暮らします。
ある出来事からかなり
リッチになります。
牧師に結婚してインドの伝道
に一緒に来て欲しいと言われます。
でもジェインはどうしても
ロチェスターが忘れられません。

ロチェスターが呼んでいる
気がして会いに行きます。
かなり悲惨な状況になっていました。
それでもジェインはロチェスターと
一緒に暮らす事にしました。

↓ブロンテ全集2 小池滋訳
巻末の青山誠子さんの解説も
かなり参考になります。





ジェイン エアは孤児で苦労
したのに全然やさぐれてなくて
賢くて芯のしっかりした自立した
女性です。

私はブロンテ姉妹の作品で
ジェイン エアが一番好きです。
シャーロット ブロンテは、
エミリーや
アンに比べて恋愛経験や、
人生の経験が豊富で、
物語に反映しています。

現代の小説に比べて
セリフは長いし、
まわりくどく感じるし
なかなか状況がすすみません。
でも凄く面白くて読み出したら
止まらなくなります。

ジェインは美人ではないし、
ロチェスターもイケメンでは
ないです。
ごく普通の人です。
それがよりいっそうリアルで
共感できます。
 
↓大英図書館 シリーズ作家の生涯




シャーロットはエミリーと
半年間
ベルギー
ブリュッセルの 
寄宿学校に行きます。

学校の校長のマダム エジェ
と隣の男子校と一部女子校で
も教えていた
教師コンスタンタン エジェは
夫婦で、シャーロットに
ここで教師になる事を
勧めます。
シャーロットは承諾します。

シャーロットは、コンスタンタンに
片想いしていて
手紙を書いていました。
しかし彼は破って捨てて、
返事を書く事はありませんでした。




この本では、マダムが
コンスタンタン
の破った手紙を糊付けして
いると書いてありますが、
実際は糸で丁寧に縫って
修復しています。

この話だけでドラマが
一本作れそうです。

このような経験からロチェスターの
キャラが誕生したようです。