猫ちゃんと節約したい独り身おばさんの暮らし

ちょっと臆病な猫のユキちゃんと一人暮らし歴20年以上の
やる気ないパートのおばちゃんの暮らし

図書館で借りた本 ジェイン エア シャーロット ブロンテ

2021-09-20 09:00:00 | 図書館で借りた本 小説
あらすじを書くので 
少しネタバレです。


ジェイン エアは、両親が無くなり
伯父さんと伯母さんとその
子供達と暮らします。

叔父さんは無くなり、ジェインを
大事に育ててくれと
言われましたが、
ジェインにかなり酷く
対応します。
子供達も
理不尽なイジメをします。
我慢をしていたジェインも
流石に切れてしまい、
伯母は面倒見切れないから
と学校に送りますが
この学校はかなり悲惨な環境で
体調を崩して亡くなる子もいます。
ジェインは
努力してその学校の教師となり、
エドワード ロチェスターの
非嫡子 アデルの住み込み家庭教師
になります。

ロチェスターはちょっと偏屈で
かなり怖い印象ですが、
一緒に過ごしているうちに
好きになってしまいます。

しかし当時家庭教師は
あまり身分は良くなかった
のでジェインは悩みます。

しかし相思相愛になり結婚する
事になった時に大問題が発生します。
ロチェスター!なんでそれを
言わないわけ?!

傷心のジェインは、出て行く
事にしました。
所持金が無く路頭に迷っていた
所で、牧師のリヴァース一家に
助けられます。
ジェインは学校の先生となり
平和に暮らします。
ある出来事からかなり
リッチになります。
牧師に結婚してインドの伝道
に一緒に来て欲しいと言われます。
でもジェインはどうしても
ロチェスターが忘れられません。

ロチェスターが呼んでいる
気がして会いに行きます。
かなり悲惨な状況になっていました。
それでもジェインはロチェスターと
一緒に暮らす事にしました。

↓ブロンテ全集2 小池滋訳
巻末の青山誠子さんの解説も
かなり参考になります。





ジェイン エアは孤児で苦労
したのに全然やさぐれてなくて
賢くて芯のしっかりした自立した
女性です。

私はブロンテ姉妹の作品で
ジェイン エアが一番好きです。
シャーロット ブロンテは、
エミリーや
アンに比べて恋愛経験や、
人生の経験が豊富で、
物語に反映しています。

現代の小説に比べて
セリフは長いし、
まわりくどく感じるし
なかなか状況がすすみません。
でも凄く面白くて読み出したら
止まらなくなります。

ジェインは美人ではないし、
ロチェスターもイケメンでは
ないです。
ごく普通の人です。
それがよりいっそうリアルで
共感できます。
 
↓大英図書館 シリーズ作家の生涯




シャーロットはエミリーと
半年間
ベルギー
ブリュッセルの 
寄宿学校に行きます。

学校の校長のマダム エジェ
と隣の男子校と一部女子校で
も教えていた
教師コンスタンタン エジェは
夫婦で、シャーロットに
ここで教師になる事を
勧めます。
シャーロットは承諾します。

シャーロットは、コンスタンタンに
片想いしていて
手紙を書いていました。
しかし彼は破って捨てて、
返事を書く事はありませんでした。




この本では、マダムが
コンスタンタン
の破った手紙を糊付けして
いると書いてありますが、
実際は糸で丁寧に縫って
修復しています。

この話だけでドラマが
一本作れそうです。

このような経験からロチェスターの
キャラが誕生したようです。













最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。