大好きご近所さん

久しぶりりにブンのおじさんに会いました。
ブン！ブン！とブンに声をかけてくれるのでブンのおじさんと勝手に名前をつけてるのですが、、。

体調を崩して入院したり、手術したりしてたそうです。
でも、元気そう。

ブンといっしょに庭にいたところ、ブンのおじさんが前を歩いて来たのですが、いきなり、
「おめぇ！やせたなぁ！」
「娘がきてんだとおもった！」
ですって。
薄い部屋着でいたので痩せて見えたのかなぁ、、、。

しばらくお話をしました。
「おれなぁ、死にっぱくれてよう、金庫の番号やら、銀行の通帳やら、全部書き出して、娘に渡したんだ！もう、終わりだと思ったんだ」
「でも、手術がうまくいって、運動しろって先生がいうからよう、今日から散歩始めたんだ！」
具合が悪くなってから最近の経過を詳しく話してくれました。

しばらく姿を見ていなかったので、どうしてるかなあと思っていたので、
元気そうな姿を見てうれしくなりました。



午後、近所の大工さんがお母さんと散歩しているところに出会いました。
「おふくろ、最近ぼけちゃって」から始まったお話。
「年取るとねえ、少しずつはねえ、私もぼけてきたのよ」と私。
家にばかりいるとお母様がますますぼけるのが心配で、毎日いっしょに散歩してるんですって。
彼も、大きな病気を患っているのに、、。
でも、震災後、う～ん、なんていうか、大工の仕事が増えて、ハリが出たというか、
病気が小さくなったんですって。
しばらく行かなかったスナックにも行ってきたんだ、ってうれしそうに話してくれました。
夫も大好きだったはるみちゃんのいるスナックです。
今度、いっしょに行きましょうよ、って言って、じゃあと、あっちとこっちへ、。

近所の郵便局では、速達は孫の宿題の写真なのよ、とか、現金書留は旅行の餞別で、、とか、
局長が行った海外はどことどこどこで、そこで何をしたか、なんて話をしたり、
嫁はどこから来て今何をしてるとか、

ブンの散歩の途中では、近くの９４歳の元気なおばあさんの息子や娘の話などを聞いて、

ここにいると、みんな身内みたいにお話してくれます。

ここまで聞いていいの？って思っちゃう。

近所中個人情報バレバレですね。

都会では信じられないでしょうね。

田舎はいいです。

好きです。この街。