注目されている村田涼太選手ははたして世界タイトルを獲れるのだろうか。
というか、一体いつ世界挑戦するのだろうと自分は気になっている。
村田選手は現在30歳。
ボクサーの選手寿命は昔より延びたとはいえ、あと3年も経てば村田選手のピークは
過ぎてしまうだろう。
あと1年、最低でも2年以内には世界挑戦しなければいけないと思う。
現在の村田選手の実力はどのくらいだろう。
未だバリバリの世界ランカーとの対戦経験がないので不明だ。
なので日本人で初めてミドル級チャンピオンになった竹原慎二選手と比べてみる。
アマチュアのキャリアがあるからか、竹原よりボクシングが洗練されまとまっている
印象を持つ。バランスがよく竹原より連打ができる。
村田選手は筋骨隆々とした体をしているが、一発のパンチ力は竹原選手の方があったと思う。
パンチのスピードは同じくらいだろうか。
そうすると20年も前の選手と比較してもそれほどレベルが変わらないことになるが、
竹原選手が当時の日本人ミドル級ボクサーとしては日本人離れしていた印象もあるので
何とも言えない。
そんな竹原選手も平均的な実力の王者のウィリアム・ジョッピーに、ほぼ一方的な展開で
負けてしまった。
現在世界王者はWBCとIBFがゲンナジー・ゴロフキン。
WBAはよくわからないが、ゴロフキンとダニエル・ジェイコブスと
アルフォンソ・ブランコの対戦の結果待ちの様なかたちになってるのかな?
WBOがビリー・ジョー・ソーンダースになっている。
村田陣営の帝拳は、ゴロフキンは避けたいと考えていると思う。
自分もゴロフキンには勝ち目はないと思う。
負けてもまた他のチャンピオンに挑戦すればいいと言う人がいるかもしれないが、
ゴロフキンとやったら壊されて選手生命がそこで終わってしまう可能性がある。
WBAはジェイコブスも強そうだが、最終的にはゴロフキンが王座になるのではないかと
自分はみている。
ということはWBOのタイトルが狙い目になる。
今は日本人もWBOのタイトルを狙えるようになった。
村田選手には猶予はない。