この後、モアブ人とアモン人、および彼らに合流したアモン人の一部が、
ヨシャパテと戦おうとして攻めて来た。
そこで、人々は来て、ヨシャパテに告げて言った。
「海の向こうのアラムからおびただしい大軍があなたに向かって攻めて来ました。
早くも、彼らはハツァツォン・タマル、すなわちエン・ゲディに来ています。」
ヨシャパテは恐れて、ただひたすら主に求め、ユダ全国に断食を布告した。
歴代誌Ⅱ 20章1節~3節
紀元前933年、イスラエル王国は北王国イスラエルと南王国ユダに分裂しました。ヨシャパテ王は、南王国ユダの4代目の王です。
ヨシャパテ王は神を恐れ敬い、熱心に主に仕えた王でした。 偶像を破壊するだけでなく積極的に主の律法を民に教えました。それ故、主はヨシャパテと共におられました。
同時代、北王国イスラエルの王はアハブ王で、神に背いた典型的な悪王でした。
その悪王アハブとヨシャパテは共闘し主に背く道に妥協してしまいました。それで主の前から怒りが下り、モアブ人・アモン人の大連合軍が攻撃を仕掛けて来ました。
ヨシャパテは主の怒りを見、主を恐れました。恐れて逃げ出すのではなく、ただひたすら主に助けを求めました。真に主を恐れる心で主に助けを求めました。この時主は言われました「この戦いはあなたがたの戦いではなく、神の戦いである。~~あなたがたが戦うのではない。しっかり立って動かずにいよ。あなたがたとともにいる主の救いを見よ。」・・・と言われ、ヨシャパテ王、南王国ユダは圧勝しました。
神様に信頼し、ただひたすら神様の助けを受けることの重要さを、旧約聖書のほんの一部分からも教えていただきました。