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三木正夫 好きです須坂! がんばろう!

信州須坂から徒然なるままに様々なことを書き記してまいります。

イズミ会長 山西義政さん  革新、挑戦、スピードのDNA 91歳で、いまだ現役。ずっとドキドキ・ワクワク

2014年08月24日 | Weblog

日本経済新聞20150815

イズミ会長 山西義政さん 焼け野原から地域一番店に (5)

革新、挑戦、スピードのDNAを浸透させるため、月に1度は「山西塾」を開いています。若手店長とか幹部社員10人ぐらいを集めて話します。

(1)お客様のために尽くすこと

(2)全ての従業員が働きがいのある会社にすること

(3)絶えず、より良い結果を目指して努力すること。

教えるのは、いつもこの3つの基本です。自社の社員だけでなく、取引先の社員教育に一役買ったこともありました。

 目標を達成したら、パートさんも含めて1人3000円配ります。始末書が必要な失敗をしでかしても「ダメだな、おまえは」で終わりですから、社員には優しいですよ。でも結果には厳しい。若くてもできる人間は出世のチャンスが与えられますが、反対に半年やっても成果が出なければ降格もあります。今度つくる店舗を任せている統括部長は40歳だし、今は専務を務める人間に九州の大型店を任せたのは38歳の時でした。

 今、イズミは広島市内と廿日市市に新しい店舗を計画しています。近隣にイオングループが大型店をつくる計画があります。規模では勝てなくても、ユニークなもの、これまで日本にはないものをやろうと言っています。来春完成を目指す廿日市店は地区整備計画と連動し、市所有の土地に公園をつくり、管理します。島根県や九州から名木を持ってきます。春には桜並木でお花見ができるはずです。

 思えば焼け野原の広島で商売してから半世紀を越え、よくぞここまでやってきたと思います。総合スーパー(GMS)で一番になろう、と言っています。利益率で売り上げ対比で6%、企業成長率は2桁を目指します。地域で一番、店のグレードで一番、常に何か目標に置かないといけません。あのころの苦労を考えたら、売上高1兆円など難しくないと社員には言っています。91歳で、いまだ現役。ずっとドキドキ・ワクワクです。


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