にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

『雲林坊』麻婆麺@東京都中央区日本橋室町

2020-09-19 14:27:00 | ラーメン探索

 秋葉原とここ新日本橋に店を構える坦々麺の専門店。暑ければ汁なし坦々麺をオーダーするつもりで到着したが、麻婆ラーメンを自販機で見つけて心変わり。

 何日か前にTVで、東京赤坂に60店舗以上ある坦々麺から人気の6店舗だけ厳選して、ギャル曽根が1番美味しいお店をジャッジする番組を見た。

 赤坂一帯だけで60店舗って? そんなに坦々麺の需要があるの? 半分以上は中華料理屋さんで坦々麺も置いているのではなかろうか。

 TVの特集グルメ番組は威力がある。ほんとうに美味しそうに見えて食べたくなる。凄い宣伝効果あると思う。

 

















 やはりご飯を頼むべきだった。この手の濃い味のスープには白ご飯が合う。麺を食べたかったので大盛りにしたが大した量ではなかった。

 山椒の痺れ、辣油と唐辛子の辛さは本物である。それぞれ5段階から申告することになっている。初めてのお店なので普通でオーダー。

 山椒の痺れというのは、どうも味覚までも麻痺してしまい味が分からなくなる。私はどうも山椒の酸っぱい辛さはあまり好みでない。

 唐辛子と辣油の辛さはちょうど良かった。坦々麺を食べてみないとこの店の評価はできない。辛さの奥にあるコクや出汁の美味しさを痺れの中にも少し感じられた。













 大きな唐辛子4本は食べられなかった。ご馳走さまでした。今度は看板メニューの坦々麺をいただきに来ます。

 
 

母親による支配が進む家族

2020-09-18 17:07:00 | 日常

 子供たちの進路決定について、最終決定権を母親が握っているというケースが増えているらしい。

 父親が「子供の好きなようにさせてやればいいじゃないか」と気弱な提言をして、母親が進学先や就職先について断固たる意見を述べる、ということが増えている。

 昔は逆だった。子供のわりと夢見がちな要望を汲み取る役は、母親が引き受けていた。父親には子供の欲望を汲み上げる力がなく、子供の欲望を正しく見当たるのは母親の役割だった。

 だから、子供が本音を告白するのはもっぱら母親に対してであって、父親は母親経由で子供の欲望を間接的に知らされるのがふつうだった。

 それが、今の日本の家庭では逆転?している。逆転というのは正確ではない。母親がかつての父親と母親の両方の役割を兼務していて、父親は子供の欲望とその実現について、ほとんど関与させてもらえてないのが現状みたいだ。

 かつての父権制家族では、「子供の欲望を知っている」母親には、子供の運命を決定する権利がなく、「子供の欲望を知らない」父親が、子供の人生の決定権を持っていた。でも、今は違う。

 母親は子供の欲望を熟知している。子供の弱さも、脆さも、身勝手さも、卑しさも、全部知っている。子供の身の程知らずの自己評価も、うぬぼれも、不安も、全部知っている。

 少なくとも知っているつもりでいる。その母親が、子供の進路選択において決定権を持っているのだ。これは近代家族制度が発足してからはじめての事態なのである。













 父権制社会では家父長は、子供の生き方について強い支配力を行使できたが、家父長の子供に対する評価は、自動的に間違っていた。

 そして、そのことはみんなが知っていた。子供たちには家父長の反対に逆らう権利はなかったけれど、その判定が誤った考課に基づいて下されているということについては、広範な社会的合意が存在した。

 今は違う。「母親の子供に対する評価は正しい」ということについての社会的合意が成立している。だから、「適切な考課」に基づいて母親が子供に向ける指示に、子供たちは反論することができない。

 子供自身の「己についての知」より、母の「子供についての知」のほうが正確であり、かつ客観的であると、母たちはきっぱりと断言する。

 「オレはミュージシャンになる」とか「私はファッションデザイナーになる」とかいう子供たちの未来像のほとんどは、母が看破した通り「どこかで仕込んできたり、他人から吹き込まれたりした妄想」だからである。

 子供たち自身、「ちょっと誰かの真似してるのかな‥‥」と微妙に不安に思ってる『夢』について、ずばりと「どうせどこかで吹き込まれてきたんでしょ」と言い切られると、子供はがくりと膝が砕ける。

 子供はこの「母の断言」の前に、絶句するしかなくなる。そして、自分の未来について母親は、自分以上に的確な予測を持っているのではないかと思い始める。

 このような母親による子供の支配は、ボディーブローのようにじわじわと効いてくる。それが日本社会に蔓延するある種の閉塞感を作り出していると指摘する人は内田樹とごく少数の人しかいない。(続く)



 

煮干しラーメン『天馬』@東京都中央区日本橋

2020-09-17 18:54:00 | ラーメン探索

 菅内閣が早くも立ち上がった。もう99代首相ですか。四天王の4役は70代の高齢な方々ばかり。経験は豊富でもご高齢で大丈夫でしょうか。

 安倍内閣を継承するというのは、先代を気遣っての事で本音は異なるでしょう。安倍内閣を継承したら改革はありません。自分たちを支持する人だけを優遇するような政治を断ち切らねばならない。
















 コロナ禍の前あたり、日本橋の『こはる』に立ち寄りたかったがお休みですぐ近くにここを見つけた。

 今一つピンとこないラーメンで没にしようかと思っていたが、せっかく写真撮ったので紹介します。

 日本橋の一等地に出店するくらいだからまずくはない。が私には平均的な煮干しラーメンでまたリピートしたい味ではなかった。













 先ずはスープの塩分が強くてしょっぱい。せっかくの煮干しの香りが飛んでしまう。チャーシューと麺の出来はいいのですが‥‥。ご馳走さまでした。

 コロナ禍で生き残ってるでしょうか。日本橋は食べ物屋さんの激戦区。客層も舌が肥えた方が多い。美味しさの特徴がはっきりしていないと厳しいと思う。





愉快なにゃんこ達(24)マリとレオっち

2020-09-16 17:35:00 | 愉快なにゃんこ達

 マリが初めて家に来たのは2年前の6月、生後3ヶ月で引き取った。ソマリ種の♀で小さい頃から神経質で臆病な性格だった。

 抱っこや触れられるのを嫌うのは生まれつきの性格みたいだ。五頭の先住にゃんこ達とも仲良くなれず、いまだに毛繕いで舐め合ったりしない。

 














 生後4ヶ月に満たないときの子猫の時は、長毛の毛も生えそろってなくて幼く可愛い顔をしてる。最近の顔は猛禽類に似てるときがある。

 孤高のにゃんこマリだが、1週間に数回はこちらが無防備の時にすり寄ってくることがある。その時だけ頭と身体を撫で撫でしても逃げない。七頭の中で1番野性的なにゃんこかも知れない。


















 
 レオっちはマリの二ヶ月後、2年前の8月の下旬に私が偶然見つけて一目惚れして迎え入れた。レオはマリと異なり抱っこを好む。今でも抱っこすると無抵抗になり身を任せる。

 小さい頃から手足が長くて痩せていた。あまりガツガツ食べない。神経質そうに見えて、そうでなくおおらかで優しいにゃんこだ。

 先住にゃんこ五頭の洗礼を一年近く浴びてよく悲鳴を上げていたが、もうすっかりなくなり仲良く毛繕いもしている。耳の中を舐め合う関係になれば、いい関係だと思う。

 毎日、夜のワンコたちの散歩前後に、猫じゃらしで遊んでほしいと私の周りに付いて回る。

 あと、台所にゴキちゃんがいると捕まえるまで何時間でも腹這いで見張ってじっと身を潜めてゴキちゃんが出てくるのを待ち伏せしている。

 マリもレオっちもまだ2歳半だから大病なければあと10年以上は生きる。懐き方が好対照だが、どちらもかわいいにゃんこ達です。




牡蠣ラーメン『佐市』@東京都墨田区錦糸町

2020-09-15 18:24:00 | ラーメン探索

 お昼時間取れたので錦糸町でラーメン、本屋、スタバでゆったりランチ&カフェ。平日の錦糸町はだいぶ人が戻ってきて賑わってきた。

 佐市は何年振りだろうか、4、5年前はよく食べに来た。牡蠣のクリーミーな独特のラーメンだ。私にはとても相性のいいラーメン。



















 昔よりスープにとろみがついて濃くなった気がする。何という牡蠣のエキスしみ込んだスープだ。とても美味しい。

 動物系ではなくて、魚介系の典型的ラーメン。でも魚臭さや牡蠣の臭みは全く感じない。無化調の自然な魚介旨味をよく引き出してる。












  
 錦糸町のムタヒロとここ佐市はこのエリアでは私の中ではNo.1.2に美味しいラーメンでお勧めしたい。麺魚と満鶏軒も美味しいけどね。

 ムタヒロと佐市のラーメンは食べて幸せな気分になるラーメン。錦糸町には島村楽器や本屋、映画館、スタバ3件と1人で楽しめる街だ。

 ご馳走さまでした。また近いうちに来ます。