コロナ禍によって様々なものが存続危機に瀕している。大学構内にある学生食堂もその一つ。
大学生がリモート講義に移行してキャンパスに来ることがなくなり、お客さんがいなければ学食も閉鎖せざるを得ない。
学食は規模が大きいのでそこで働く人達も何十人という規模でない。東京だけでも何百校という大学がある。
学生以外の教職員の利用だけでは経営が成り立たない。1ヶ月、2ヶ月程度であれば、何とか補償できるが、もうすぐ一年という長期に渡っている。
大学のリモート講義率が90%超えていて、来年度もリモートが中心になりそうである。大学から学食やカフェテリアがなくなるのであろうか?
コロナ禍に関係なく世の中のスマホ(ネットニュース)の普及により、新聞の購買数が年々減っているみたいだ。
新聞もこの先、将来消えるのではないかと囁かれている。私の見通しはそうではない。
ウェブニュースと新聞ニュースのいちばんの違いは、新聞は『読む気がないのに目に入る』情報があるけれど、ネット上の情報検索では『読む気のある情報』しか目に入らないことだと思う。
例えば、『くだらない広告』とか、見出しだけ見てスキップする『くだらない記事』は、新聞でしかその存在を知ることはできません。
新聞は、『今、世間ではこのようにくだらない情報に対するニーズがあるのか‥‥』ということを教えてくれる貴重な情報源なのです。
特に、スポーツ新聞はスポーツ以外にも世の中の嗜好や楽しみ事を人情溢れた書き手の人間臭さを感じることができて非常に面白い側面がある。
新聞情報はデジタルとアナログの両頭使いがとても有効で面白いと思う。