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強い学力をつけるために、教科書を右に置く!

2018-05-16 23:30:52 | 算数の教え方 8

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そろそろ、学習習慣も身に付いてきたことだと思いますので、勉強の仕方についての注意点をお話します。


昨日のブログでもお見せしましたが、同じ分野(昨日の内容では「比例」)でも、その学年によって教え方がちがいます。

言い換えると

 教える相手(お子さん)の現時点での理解している力に合わせて、教え方(ものの見方)を変えてあげる方が学力は上がります。

 反対に、相手(お子さん)の能力に合わない高度な内容等を教えることは、かえって伸びません。(伸びないどころか、潰してしまうこともあります)

 

 そして、お子さん達は学校で授業があり、その学校の教え方と違うものを知ると混乱の原因にもなります。学校外の勉強でよい方法は学校(教科書)の教え方に沿った考え方で、その内容を深めることだと思います。

そこで、家庭学習をされるときは、ドリルや問題集のみでの勉強ではなく、その傍に教科書でその内容のページを開き「今ここをやっているんだね」と親子で確認することをお勧めします。


この勉強スタイルは、高校生にも何度も何度も言ってきました。

 教科書を傍に用意し、今取り組んでいる(問題集等での)問題の内容の箇所の教科書のページをひらいて、右側に置きなさい!」と指示を出していました。右に置くっということは特に意味はありませんが、右側に・・っと言っておくと、生徒たちは「なぜ右?」と思いながら印象付けることができるからです。

  特に、この指示は国立大を目指す生徒に向け、その中でも難関大や理系学部の志望の生徒には、かなりシツコク言ってました。

なぜなら、国立大学の2次試験の問題は教科書にある問題が非常に多く、なかでも難関理系大は公式を証明する問題の出題が増え、ポロッと出てるんですよ。つまり、大学入試の答えが教科書に載っているのですよ。教科書を本当にしっかりと身に付けたなら、大学入試は大丈夫です。

・・・・だけど、多くの生徒達は問題集のみでの勉強で終わらせ、「公式等は覚える」という勉強スタイルを貫こうとします×。挙句のはてには特殊な解法をどこかで知って、それを使おうとします。。。。大学入試には合わない勉強方法を、いかにも自分は特別な勉強をしてるのだっと思って高校時代を過ごすのですが。そんな彼らも、時期がきたら分かってくれますが、人より長く受験勉強をすることになることが多いです(それか、志望校に対して寛容になるかですね)。

 もっと効率的に質の良い勉強をしてほしいと願うだけです。


そこで、小学生のうちから質の良い勉強を意識して欲しいです。

最終目標は、大学受験です。中学受験、高校受験はあくまでも中間目標です。つまり今から6年後~12年後の大学入試です、そのため小学生の一夜づげ、何か月づけの勉強では太刀打ちできません。小学生が身に付けて欲しいものは、これから積み上げられる知識や(計算)技術のための大きな強い土台です。

 今やっている内容のあいまいな理解ではなく、しっかりとした理解が必要です。

(無理して、早めの学年の内容に取り組む必要はありません、今のものを一つ一つ丁寧に積み重ねていくことが6年後~の大学受験に大きく影響します。

 また、どうしても早めの学年の内容に進みたい場合は、その内容を責任をもってしっかりと理解させてください。決して公式を覚えて解くだけの行動にならないように、注意してください。また、学校での授業は本人にとっては復習となりますが、この授業で本質的なことは初めて習うはずなので、気を抜かないようにさせるためにも、家庭学習で学校の授業の復習をさせるといいとおもいます)


 平日の勉強は 授業の復習+関連問題(ドリル、問題集)

 その日の授業の復習

  授業でやった問題をもう一度何かの紙に書かせながら解かせてください。(必ず書かせる)

 今やっている授業の内容に関連した問題をドリルや問題集でやる

 まず、お子さんに何も見ずに解かせてください。(←途中式をかいていなかたら書くように指示してください)

 その後、親子で答え合わせをしてください。

  計算問題ならば配点があると思うので、点数にしてあげると、効果があがります。

 (喜んだり、悔しがったりすることは大いに有効です)

 この答合わせのとき、

  まず教科書でその内容ページを開けて、傍において確認しながらやり直しをしてください

  そして、計算問題や通常の問題のどちらにおいても途中式を一つ一つ親子で確認しながら訂正等をさせてください。

 (余裕のあるお子さんは計算問題は時間を計ってやることをお勧めします。ただし、途中式もきちんと書かせてください。

時間を意識させると計算スピードが非常に増します

 

さあ、学習習慣が身に付いてきたならば、効果的な勉強をしてきましょう。

 

 



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