goo blog サービス終了のお知らせ 

『算数の教え方教えますMother's math』~Happy Study Support

(お子様の学習をサポートしているママをサポート)

小学2年「足し算と引き算」文章題① 「絵を書くまで、待ってあげてください」

2018-02-02 15:30:22 | 算数の教え方 8

『算数の教え方教えますMother's math』in東京ホームページはこちら 

『海外在住のお子様の学習サポート』

   『海外に暮らす日本のお子さまの学習サポートのブログ』はこちら

 『海外在住の日本のお子さまのオンライン学習サポートのホームページ

 『長期入院、長期療養のお子様の学習サポート』

 ☞長期入院・長期療養のお子様のオンライン学習サポートのホームページ』  


 

 小学2年生の「たし算か、ひき算か?」について、この単元はいわゆる文章問題ですね。


問題1 クラスでパンを7こ くばったら、のこりが18こ になりました、パンははじめに何こあったでしょう。

問題2 りんごは1こ120円で、みかんより75円たかいそうです。みかんは何円でしょう。


式での計算(7+18=, 120-75= )ができるようになった今、次は問題文からそれに適した式を求めさせられる問題ですね。

上のような簡単な足し算、引き算の問題は大人にとっては易し過ぎますが、イライラしないでくださいね。7、8歳のお子さんにとっては初めてのものですし、文が入ることにより、数遊びの算数が急に嫌なものに感じやすいものです

 算数(数学)の文章問題は、問題文通りに図(絵)にしながら考えるのが基本と思っていいです。問題文からいきなり式を書こうとしないで、図にすることを癖けてみてください。

では、絵を書くと

とぐらいまでは、お子さんかけるでしょうか。

(お子さんが絵を書くのには、時間がかかると思いますが、待ってあげてください。そして、楽しく書かせてあげてください

そしてこの問題1ははじめに何こあったでしょう。』が求めたいもの(答えになるものですね)

だから、まず、お子さんに「この問題は何を求めたいの?」と声をかけてください。

 母「この問題は何を求めたいの?」

  「はじめに何こあったか」

(お子さんが答えられなかったら、「問題文をもう一度みてごらん」と促してください。問題文に帰ることは非常に大事なことなので、お子さんが困り始めたら「問題文をもう一度みてごらん」と何度もいってあげてください。問題文を見直す癖をつけることもできます。)

 次に「はじめに」とはどういうことなのかが大事ですね。

 はじめにってどういうこと?  お母さんに、絵で説明して。」

絵を使うように促してください。

 お子さんが 「はじめに」をパンを分ける前の全体を示す図にしたならばです。

問題文の言葉に意味が理解できたと感じたら

最後に「このことを式にしてみようか・・」といってあげると、

お子さんは安心して式にできますよ。

       7+18= ここまで来たら 25と答えることはできます。

 

結局この文章問題は算数の問題ではなくて、問題文を理解できますか?という問題です・・・・算数とは言い難いですね。だから、「文章題が出来ないこと」を「算数出来ない」という印象をお子さんにも感じてほしくないものです。

そう、「問題文の理解の訓練」だと意識してください。特に、その問題文中に出てくる「言葉の理解」です。今回では「はじめに」の理解です。

 この「言葉の理解」の問題は、ただの慣れですので、多くの問題文にあたるといいです。

 

そして、再度ご忠告しておきます。

 お子さんが問題文を絵にするには、時間がかかると思います。

 が、待ってあげてください。

 そして、楽しく書かせてあげてください

これが、文章問題を苦手意識もたせないポイントです。

 

では、つぎの問題2はどうでしょう。どんな図を書くといいですかね。

 [問題2 りんごは1こ120円で、みかんより75円たかいそうです。みかんは何円でしょう。]

りんごとみかん🍊の絵だけでは 120円と75円の関係は図(絵)にはなりませんよ 

お子さんに教える前に、ちょっと考えてみてください

 

 


〇小学6年のお子さまをお持ちのお母さまへ 中学数学の準備(分数準備)を是非!!

    分数準備1,2分数準備3 分数準備4分数準備5 分数準備5.5

    分数準備6分数準備7分数準備8 

 



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。