鉄人 須藤 將のホームページ

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Webマーケティングその52

2009-09-10 05:35:42 | Webマーケティング
ウェブサイトを訪れたユーザーが、自分の求める情報のページであると認識すれば、次にユーザーがとる行動は、自分が求める情報へのアクセスである。そのガイド役がナビゲーションである。

情報を整理して、その情報の集まりごとにタブを付ける。これらのタブを並べたものをグローバルナビゲーションという。通常ヘッダー部分か左端にレイアウトされている。たまに、右端にあるものもあるが、常識的なヘッダー部分か左端にレイアウトする方が、ユーザーの混乱がない。このグローバルナビゲーションはすべてのページに同様にレイアウトする。そうすることにより、どのページからでも自由に他のページに移動できる。いわゆる、スパゲティリンク(こんがらがって元に戻れなかったり、思うように情報にアクセスできない)や行き止まり(出口のリンクがない)を防ぐ。

ここで、情報の整理の仕方が問題となる。どういう情報の整理の仕方(見せ方)をすれば、ターゲットユーザーを目的とするページに導くことができるかを考える。このときもターゲットユーザーの身になって考える。
また、ターゲットユーザーの行動様式も知る必要がある。この行動様式を知るために、ログ解析ソフトなどを利用してユーザーの導線分析を行なう。
導線分析を基にして情報を整理し、ターゲットユーザーが心地よく目的とするページにたどり着けるような道筋を設定する。

このグローバルナビゲーションで導かれたページには、その項目のさらに詳細な分類を表示する(分類がない簡素な情報もある)。このページをトビラページともいう。このトビラページの分類項目がローカルナビゲーションとして、通常ヘッダー部分下(左端にグローバルナビゲーションがレイアウトされている場合)か左端(ヘッダー部にグローバルナビゲーションがレイアウトされている場合)にレイアウトされている。また、フッター部にもローカルナビゲーションを入れると便利が良い。

パンくずリストの採用は、非常に有効である。パンくずリストは、童話『ヘンゼルとグレーテル』で、主人公が森で迷子にならないように通り道にパンくずを落とした物語から名づけられた。トップページからどこを経由して、今どこにいる(現在位置)かといった導線を示し、元のページに即座に帰ることができるように記述したものである。

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