![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/5f/bca81cf2de0e2056a318d2ab00becb95.jpg)
今週は土日ともに上級の開催がなかったので、この日の中級には上級の常連さんも多数流れ込んできました。担当のM本イントラの配慮で中級としてはかなりテクニカルな細かめのコースレイアウトになりました。
もちろん、中級ですから、細かくてもスピードを落とせばちゃんと通れるようにマージンをとってあるので、挑戦し甲斐があったのではないでしょうか。
午前のこのコースは、バリアブルの基本コースをちょっといじくっただけなのですが、さすがにM本さん、綿密な計算のもとに、速く走ろうとすればするほど難度が高まる微妙なパイロンの配置をします。
一見してわかるように、②③④⑤⑥⑦の変形直パイが一番の課題です。
③④⑤の間隔は狭く、⑤⑥⑦は間が広くなっています。
③④⑤の④が少し開いているので、②から奥に向かってから切り返すと直線が作れます。まず、そこをなるべく直線的に通ることを考えます。
しかし、そこを直線的に通ろうとすると今度は⑤に近付いてしまうので、⑥に向かうターンが苦しくなってしまいます。
M本さんのデモ走行はなるべく直線的に走るけど、同時にフロントの切り返しを上体を使ったハンドルの引き起こしでしっかりできるようにしましょうという、かなり難しいものでした。
M本さんのデモ走行を含めて、このセクションは大きくは二つの選択がありました。
一つは③④⑤の直線を生かして、⑤で小さく回るためにスピードが落ちるのですが、⑥⑦に向かってスピードを回復していくという考え方です。
もう一つは、③④⑤をS字曲線的に相対的にスピードを落として、しかし一定のレベルを維持しながら⑤⑥の旋回をして⑦の脱出スピードを高めていこうという考え方になります。
その妥協点をどうするかを徐々に探っていきます。思うようにスピードを維持できるようになると恍惚とするようなリズムになっていきます。決まるととても気分がよいセクションになりました。
このレイアウトは他にもテーマがあります。
上の③④⑤へのアプローチの前提が①をどうやって回るかということです。②のパイロンのギリギリにアプローチすることで③④に向かって向きを変えるときの余裕ができるので、そのために①からのラインをどのように作るかを遡って考えることが必要になるのです。
ここを手前から大きく回るか、それとも②へのアプローチを作るために奥で大きく回るか、小さく回って距離を詰めるかという三つのラインがありました。まあ、3番目のラインはギクシャクしてしまうので選択しがたいのですが、手前で回るか、奥で回るかというのは何度も試してみました。
さらに⑨から⑩が、いつものバリアブルと違って、2車線分の幅があるので、大きく回れるところが大きな変化でした。これによって⑩のパイロンでブレーキを使わないで大きく倒したまま回るというラインが作れるようになりました。これは⑩のパイロンにブレーキレバーを当てそうで怖いのですが、そのギリギリをバイクを寝かせたまま走りこみます。
ここをノーブレーキで行けると⑪に対してスムーズに入れるのです。ここは挑戦のしどころですね。
後半のセクションも⑯と⑰が加えられたので、ガァーとアクセルを開ける大味な場所がなくなって、細かいイメージで走り続ける印象になります。⑯⑰も③④⑤と同様にハンドルの積極的な切り返しを行うことが課題でした。
午後はまず入口2番を使って、間隔が変わる変則直パイとオフセットのコースを走ります。直パイは4メートル間隔も含まれていて、午前と同様に上体を使って積極的に切り返していく練習をします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/7e/65155f7d73d0c3d3e8d328c91056ab93.jpg)
午後の締めのコースは4番で上図のようなものでした。ここでも、③④⑤や⑬が切り返しの練習になります。細かいオフセット⑧⑩⑯もあり、上級クラスの質の高いレイアウトでした。
大変、楽しい一日を過ごすことができました。
もちろん、中級ですから、細かくてもスピードを落とせばちゃんと通れるようにマージンをとってあるので、挑戦し甲斐があったのではないでしょうか。
午前のこのコースは、バリアブルの基本コースをちょっといじくっただけなのですが、さすがにM本さん、綿密な計算のもとに、速く走ろうとすればするほど難度が高まる微妙なパイロンの配置をします。
一見してわかるように、②③④⑤⑥⑦の変形直パイが一番の課題です。
③④⑤の間隔は狭く、⑤⑥⑦は間が広くなっています。
③④⑤の④が少し開いているので、②から奥に向かってから切り返すと直線が作れます。まず、そこをなるべく直線的に通ることを考えます。
しかし、そこを直線的に通ろうとすると今度は⑤に近付いてしまうので、⑥に向かうターンが苦しくなってしまいます。
M本さんのデモ走行はなるべく直線的に走るけど、同時にフロントの切り返しを上体を使ったハンドルの引き起こしでしっかりできるようにしましょうという、かなり難しいものでした。
M本さんのデモ走行を含めて、このセクションは大きくは二つの選択がありました。
一つは③④⑤の直線を生かして、⑤で小さく回るためにスピードが落ちるのですが、⑥⑦に向かってスピードを回復していくという考え方です。
もう一つは、③④⑤をS字曲線的に相対的にスピードを落として、しかし一定のレベルを維持しながら⑤⑥の旋回をして⑦の脱出スピードを高めていこうという考え方になります。
その妥協点をどうするかを徐々に探っていきます。思うようにスピードを維持できるようになると恍惚とするようなリズムになっていきます。決まるととても気分がよいセクションになりました。
このレイアウトは他にもテーマがあります。
上の③④⑤へのアプローチの前提が①をどうやって回るかということです。②のパイロンのギリギリにアプローチすることで③④に向かって向きを変えるときの余裕ができるので、そのために①からのラインをどのように作るかを遡って考えることが必要になるのです。
ここを手前から大きく回るか、それとも②へのアプローチを作るために奥で大きく回るか、小さく回って距離を詰めるかという三つのラインがありました。まあ、3番目のラインはギクシャクしてしまうので選択しがたいのですが、手前で回るか、奥で回るかというのは何度も試してみました。
さらに⑨から⑩が、いつものバリアブルと違って、2車線分の幅があるので、大きく回れるところが大きな変化でした。これによって⑩のパイロンでブレーキを使わないで大きく倒したまま回るというラインが作れるようになりました。これは⑩のパイロンにブレーキレバーを当てそうで怖いのですが、そのギリギリをバイクを寝かせたまま走りこみます。
ここをノーブレーキで行けると⑪に対してスムーズに入れるのです。ここは挑戦のしどころですね。
後半のセクションも⑯と⑰が加えられたので、ガァーとアクセルを開ける大味な場所がなくなって、細かいイメージで走り続ける印象になります。⑯⑰も③④⑤と同様にハンドルの積極的な切り返しを行うことが課題でした。
午後はまず入口2番を使って、間隔が変わる変則直パイとオフセットのコースを走ります。直パイは4メートル間隔も含まれていて、午前と同様に上体を使って積極的に切り返していく練習をします。
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午後の締めのコースは4番で上図のようなものでした。ここでも、③④⑤や⑬が切り返しの練習になります。細かいオフセット⑧⑩⑯もあり、上級クラスの質の高いレイアウトでした。
大変、楽しい一日を過ごすことができました。
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