矢口のタレントとしての存在理由を考えるうえで、見落としてはならないのが笑い声の商品価値です。
モームスにあっては3番手、バラエティ番組においてはお姫様にもヨゴレにもなれない中途半端な矢口を、つねに下支えしてきたのが、笑い声の存在感でした。
スタジオに鳴り響く矢口の笑い声が、かつてのモームスの、明るく楽しい雰囲気を醸成し、今日ではひな壇のガヤタレント需要を満たしているのです。
誰しも、誰かの笑い声に魅力を感じた経験はあるのではないでしょうか。
かわい子ちゃんアイドルにせよガヤタレントにせよ、笑い声というのも魅力を構成する大きな一要素だ思います。
ということで、ベリーズの連中はどういった笑い声なのか調べました。
メンバーの笑い声をいくつか収集し、その中で標準的なものを解析し、楽譜にしてみました。
ソースはここ半年のラジオです。
【清水】
清水は、鼻の奥のほうで「ぬふふ」と笑うケースも多いんですが、より大きく笑ったときの音源をチョイスしました。
文字にすると「あ~っはっはっはっは」といったところです。
一音めが大きく、これはグリスダウンし、あとは等間隔で下り音階。
楽譜だとこんなぐあいでしょうか。
【嗣永】
嗣永は、上がっていくケースと下がっていくケースがあり、しぼれませんでした。
また、上がりも下がりもしないケースもあり、かなりバラエティに富んでいました。
音程は意外と低いことが多かったです。
【徳永】
下のほうは須藤の話し声、上のほうが徳永の笑い声です。
文字にすればもちろん、「ははははははは!」。
最後が少し下っていくのがポイントでしょうか。
【須藤】
須藤はそれぞれの音がグリッサンドするのが特徴です。
これは「ふぁふぁふぁ…」とソフトに笑ったときですが、豪快に「ぶぁ~っはっはっはっは」と笑うときも、これと同様、「低・中・中・高・中」という音の並びになります。
【夏焼】
夏焼の笑い声は文字にしづらいんですが、「ぬははは」にせよ「でへへへ」にせよ、楽譜にすれば下のようになります。
最後の一音は半音下がるケースもありました。
【熊井】
他の声が入っていて少し見づらいですが、音階は「あっはっは」ときれいに下がっていく形です。
【菅谷】
これはまだマシなんですが、菅谷はとにかく雑音が多いのが特徴です。
呼吸音が混じってるんでしょうが、かなりばらけた音の分布になります。
これは「あ~っはっは」と笑っていますが、かなり高いところで「キャキャキャ…」と笑うケースもいくつかありました。
以上、やってみてわかったことは、まず音程については、人によっても安定しておらず、高いときも低いときもありマチマチです。譜面の音の高低はあまりアテにはならないと思います。
ただし、リズムと音階については得意のパターンがあるようで、上に挙げたものが代表例です。これは固有の「笑い方」と言っていいと思います。
モームスにあっては3番手、バラエティ番組においてはお姫様にもヨゴレにもなれない中途半端な矢口を、つねに下支えしてきたのが、笑い声の存在感でした。
スタジオに鳴り響く矢口の笑い声が、かつてのモームスの、明るく楽しい雰囲気を醸成し、今日ではひな壇のガヤタレント需要を満たしているのです。
誰しも、誰かの笑い声に魅力を感じた経験はあるのではないでしょうか。
かわい子ちゃんアイドルにせよガヤタレントにせよ、笑い声というのも魅力を構成する大きな一要素だ思います。
ということで、ベリーズの連中はどういった笑い声なのか調べました。
メンバーの笑い声をいくつか収集し、その中で標準的なものを解析し、楽譜にしてみました。
ソースはここ半年のラジオです。
【清水】
清水は、鼻の奥のほうで「ぬふふ」と笑うケースも多いんですが、より大きく笑ったときの音源をチョイスしました。
文字にすると「あ~っはっはっはっは」といったところです。
一音めが大きく、これはグリスダウンし、あとは等間隔で下り音階。
楽譜だとこんなぐあいでしょうか。
【嗣永】
嗣永は、上がっていくケースと下がっていくケースがあり、しぼれませんでした。
また、上がりも下がりもしないケースもあり、かなりバラエティに富んでいました。
音程は意外と低いことが多かったです。
【徳永】
下のほうは須藤の話し声、上のほうが徳永の笑い声です。
文字にすればもちろん、「ははははははは!」。
最後が少し下っていくのがポイントでしょうか。
【須藤】
須藤はそれぞれの音がグリッサンドするのが特徴です。
これは「ふぁふぁふぁ…」とソフトに笑ったときですが、豪快に「ぶぁ~っはっはっはっは」と笑うときも、これと同様、「低・中・中・高・中」という音の並びになります。
【夏焼】
夏焼の笑い声は文字にしづらいんですが、「ぬははは」にせよ「でへへへ」にせよ、楽譜にすれば下のようになります。
最後の一音は半音下がるケースもありました。
【熊井】
他の声が入っていて少し見づらいですが、音階は「あっはっは」ときれいに下がっていく形です。
【菅谷】
これはまだマシなんですが、菅谷はとにかく雑音が多いのが特徴です。
呼吸音が混じってるんでしょうが、かなりばらけた音の分布になります。
これは「あ~っはっは」と笑っていますが、かなり高いところで「キャキャキャ…」と笑うケースもいくつかありました。
以上、やってみてわかったことは、まず音程については、人によっても安定しておらず、高いときも低いときもありマチマチです。譜面の音の高低はあまりアテにはならないと思います。
ただし、リズムと音階については得意のパターンがあるようで、上に挙げたものが代表例です。これは固有の「笑い方」と言っていいと思います。