春待ち出前寄席

2011-03-09 14:49:19 | 日記・エッセイ・コラム

Epson001 普段からオトナシイ姪が、近くのホールで落語をするというので、昨夜出かけました。知っている人ばかりの前だからアガリやしないかと心配していましたが、見事に「動物園」でトリを果たし、ほっとしたのちに「拍手」でした。


老いの才覚

2011-03-08 11:20:33 | インポート

退院して1週間も経たないうちに体調不良で再入院してしまう。それでも3日目には、点滴も取れて外出の許可が降りたので、散歩がてら覗いた書店で曽野綾子著「老いの才覚」、(昨年9月初版、2月15日15刷発行)以前に読んだような内容みたいと思ったが、第1章、「なぜ老人は才覚を失ってしまったか」のキャッチコピーに惹かれて、病室で一気に読んだ。内容は格別変わったものではないが、平易でわかりやすく、気持ちを整理するには役立つと思った。ちなみに若い人の才覚はどうだろう。病室に定時に来る看護師は、誰もおなじように「息苦しくないですか、胸は痛くないですか」と問う。「ありません(そんなことになればナースコールするだろうに)」と応えると血圧、体温、脈拍を測るだけで去って行く。「きょうは天気がよいですね。夕べはよく眠れましたか、ご気分はいかがですか」とは言ってくれない。こういうのも才覚ではないだろうか。でもそんなことを言うのは、その本の「老化度を測る目安は(くれない指数)」にあてはまり、老化度が進んでいるのを自覚してしまいそう。4日目の昨日,退院して普通の生活に戻りました。