拍手

2007-10-08 23:43:50 | 音楽

10月も第2週になるというのに、今夜も蒸し暑い。風呂上りに冷房をつけた。NHKのハイビジョンで8月に高知へ演奏にきた神尾真由子のドキュメンタリー番組をみた。「強い個性と精神」のサブタイトルはなんだろうと思いながらみた。「他人とおなじになりたくない」と言い切るところが源流かもしれない。四国の公演のあと最後の大阪で、第1楽章が終わったところで拍手がでた。高知では、仕方がないかなと思ったことだが、彼女にそのことを質問すると、アメリカでは結構多いし、ブラボーと大声を出す人もいるがあまり気にならないとこたえていた。今回のどこかの公演で前のはしに座っていた人が大きく体を揺さぶり、指揮のふりをするのが、気になったと話していた。そういえば、以前サントリーホーで、バッハの平均律をバレンボイムが演奏していたときに、曲間で拍手をする人がいた。初めは間違ったのかと思っていたら、次も次も一人拍手をする。異例のことだったが、場内放送で「やめてほしい」ということに。休憩時間には、関係者が本人に対応しておさまったが、気が散って面白くなかったことを思いだした。