前回のECC子供英会話のレッスンで、
A hug for you という絵本の読み聞かせを行いました。
毎回、絵本をレッスンの最後に読むのですが、時には子供達の希望で
「これ読んで!」
とリクエストされた本を(過去の月のレッスンで学習済みのもの)を読んであげることもあります。
時間が許せば3冊でも!
前回は(・・・というか、頻繁にですが) 1時間で終われず、お母さんが迎えに来たときも、まだリスニングクイズの途中でした(ごめんなさい)
最後に絵本です!
著作権の問題で、全文を載せることは出来ませんが(ECC独自に開発した英語の絵本ですので)
タイトルは For you
偶然にも、一人の男の子が、
「先生、 フォーユーって、どういう意味?」
と、何故か今回初めて質問しました。(基本的にレッスンは英語のみ・・・なんです。日本語で雑談もしますが・・・)
「For youはね・・・「あなたの ために」 っていう意味よ」
ページを捲るごとに、主人公の男の子が何かを誰かに差し出します。
海辺へ行けば、貝殻を拾い、
「A shell for you」
私の甥っ子も、まつぼっくりを拾っては
「お姉ちゃんに!」
どんぐりを拾って
「はい、プレゼント!」
てんとう虫を捕まえては
「おうちに連れて帰っておばあちゃんにみせようかな」
落ち葉もお花も何でも、「はい!」
と差し出されたものは、「ありがとう」と受け取っていました。
絶対に子供の前で捨てたりせずに・・・(例え大人から見ればゴミ?のようなものでも・・・・)
そんな思い出も読みながら蘇る、お気に入りの絵本です。
子供達も大好き!
ラストが特にいいんです。
「A hug for you」
西洋人はお互いをよくハグしますが、抱きしめるってこと。
最後のページでは、ママが男の子をぎゅっと抱きしめています。
絵本を読んでいると、普段は わんぱく?な男の子ほど、段々と側へ寄ってきて、最初は身を乗り出して聞いていたのが、いつの間にか身体を密着させているか、
膝の上に座っているケースも!
「先生と**くん、親子みたい」
と言われ、「あら? そ~お?」 と嬉しくなったこともありましたっけ。
最後は皆で声を揃えて、元気よく、
「A hug for you~」
「みんな、お母さんに抱きしめてもらってる?」
「はーい!」
早目にお迎えに来て、一緒にレッスンを見学していたお母さんのお子さんだけが、返事をせずに、照れています・・・
机にうつぶせて、顔は真っ赤ですわぁ・・・!
「ケイくんは? 抱きしめてもらってる?」
照れ笑いしたままでした。
恥ずかしがっている所が可愛いですね!
絵本って、大人の想像以上に子供達の心の栄養になるようです。
私も絵本で育ちましたが、本を大人に読んでもらう。
みんなで先を想像しながら会話も増す。
楽しいコミュニケーション手段ですよね。
子供の頃、絵本を読んでもらった経験がないお父さん、お母さんこそ、
わが子に読んで聞かせてあげて欲しいと思います。
子供の笑顔と絵本の優しさ、面白さに大人が癒されますよ。
そして絵本を読み終えた直後に。。。。
お子さんを ぎゅっとハグ・・・抱きしめてあげて下さいね!
大人も子供も一緒に癒されちゃおう。
すず