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アフターガーデニング愛好家ミセスサニーの、花飾りブログ

熊野三社

2016年07月06日 | 野歩き

6/12 (湯の峰温泉世界遺産のつぼ湯と公共浴場に入って翌朝)6:15出発。本宮に向かう道沿いでノイバラ観察。

ヤブイバラ

 

テリハノイバラ

四国と同じく、ヤブやテリハはたくさんありそうでした。

 

7:00 本宮世界遺産館からタクシーで伏拝王子まで。そこから熊野古道のほんの一部を歩きました。ササユリシーズン。

 

道はとてもよく整備されていました。

 

熊野川すぐそばの大斎原(おおゆはら)の大鳥居を望む。ここにあった旧熊野本宮は、明治22年の大洪水で大きな被害を受けて現在の場所に移されたそうです。四方を山に囲まれたこの場所まで、天皇や貴族そして庶民が行列を作ってお参りに訪れた時代がしのばれます。

 

9:00 熊野本宮大社

 

11:40 新宮(熊野速玉大社)

 

樹齢1000年の梛(ナギ)の大木。「古来から道中安全を祈り、この葉を懐中に納めてお参りすることが習わし」だそうで、落ち葉を道中安全にもらって帰りました。

他に、天然記念物のオガタマノキの大木も立派でした。

 

13:00 那智大社

社殿よりも、「那智の樟」樹齢800年が目を引きました。根幹部の空洞をくぐり抜けてお参りできるようになっていました。

 

青岸渡寺

 

樹齢700年のタブノキ、モッコクの大木

 

青岸渡寺の三重塔と那智の滝

その後滝の下まで行ったところで雨になりました。

・・・・・

今回熊野三社を巡って、平成23年9月の紀伊半島大水害を思い出す場面がたくさんありました。豊かな森林資源、幾多の自然災害、自然への恐れと信仰。日本人が生きてきた原点の姿を感じる土地でした。

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