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SUNROOM

アフターガーデニング愛好家ミセスサニーの、花飾りブログ

アイの生葉で染める

2009年06月27日 | 草木染

今年こそ染めてみよう、と思っていた藍(赤花小上粉)、少し茂ってきました。地面で育てた方が大きくなるようですが、植える場所がなくて大きめの鉢に蒔きました。

 

15センチくらい軸を残して刈り取り、緑の葉だけを摘みました。そして水を加えてミキサーで粉砕してネットで漉し・・・・

炭酸ナトリウム(炭酸水素ナトリウムをオーブンで焼いたので、気分だけ)で下処理した毛糸を、藍を砕いた緑の液体につけて少し加熱。

青汁毛糸~と思いながらかき混ぜていると・・・・・

 

こんな濃い色に変身!

 

30分ほど漬けてから、空気にあてるように吊るして・・・・しばらくしてから水洗いして陰干ししました。

 

緑の葉っぱがこんな色に~!!!

参考にしたのはこちらのページ。色がどれくらい残るのかは疑問ですが、同時に染めた白い木綿のハンカチは、見事に全く染まらず、洗濯すると草の汁の色さえ残りませんでした。木綿が染まってほしいなあ。

去年ドライフラワーにしたアイはこちら。干しても緑の葉が青っぽくなって味がありました。

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桑の実で染める

2009年06月10日 | 草木染

桑の実の落ちる頃もだいぶ過ぎてしまいました。雨でぬれたり、草や虫の活動が盛んになると採るのがいやになる、という理由で、入梅前がベスト収穫期ですね。

これは先週山で見かけた桑の木

 

ガの幼虫も繭も・・・・このため、誰でも誘って喜ぶとは限らない桑の実摘み。けれど、ジャムにするとかなり美味しい。

 

水江の渡しにお世話になりました。

 

河原で桑の実を見つけた後は、収穫に夢中で写真はありません。(河原っていろいろな楽しみがありますね)

どうやら、この桑の実で染物をするために来る人もいるらしい!ブルーベリーよりも色の濃いジャムができるところから見ても、染めてみなければ。

・・・・

実を煮出した液を漉してから、毛糸を漬けて少し加熱

冷ましてから洗い、もう一度染めてみました。思ったより染まる力が弱いような。

ジャムみたいにきれいになりません。煮込んだせいか、レモンを入れていないためか??

 

クエン酸液で媒染しました。少し鮮やかに。

 

干すとこんな出来上がり。

色コレクションがまた増えました(にこにこ)

 

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カワラマツバで染める

2009年06月08日 | 草木染

土手のカワラマツバ、もっときれいなところがたくさんあるのに、ここしか撮ってなくてパットしませんが・・・・

きれいな姿はこんな感じでズラリと並んでいます。

アップだと白いけれど、遠目だとレモン色です。

 

切り刻んでお鍋の中・・・・

 

染め液に漬けたところ

 

染めた後洗ったところ、こんな茶色

 

ミョウバン液に漬けたら黄色くなりました

 

洗って干しました(㊧ミョウバン ㊨媒染なし)

 

どんな色になるか試しているので、染まりやすい毛糸ばかり染めています。

 

 

干したもの・・・・香りは強くありません。見かけもイマイチでした。

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クララで染める

2009年06月04日 | 草木染

 5/16

春、少しゆっくりと芽を出し始めるクララ。新芽や新葉が美しくて、ついそのままにしておくと・・・・気がつけば手ごわい鬼婆(失礼!)になって、真夏の日差しの中ではうっとおしい存在。そのクララの、きれいな花の時期に摘んで染められるなんて!

 

花を集めて切り刻みお鍋の中

 

煮出したらこんな色

 

水を通した毛糸を入れると

 

すすいで干しました

 

ふっくらした黄色です。思いもよらない色でした(いつもながら!)。もっとたくさんの花で濃く煮出したり、媒染したり試すといいですね~

 

 6/2

 

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バラの枝葉で染める

2009年02月03日 | 草木染

12月に茂りすぎたつるバラの剪定をしました。この枝で染めるとどんな色でしょう。

 

 

枝だけを使って煮出したら違った色だったかも・・・・木綿でなければもっと・・・・媒染したらどうだったか。試行錯誤する甲斐がありそうです。

 

水仙の下に敷いた布はそういう由来の色でした。

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アカネで染める

2008年12月15日 | 草木染

本物のアカネの色を見たいと思っていました。

葉や茎の様子を知って・・・山で見つけて・・・いくつかの根を掘って・・・日陰で干して・・・・とうとう染めることができました。

乾燥した根をよく洗ってから水につけて一晩置き、酢少々を加えて20分ほど煮出しますと、濃い赤色が現れました。

 

この液をすぐ漉して、お湯に浸しておいた毛糸(一度ミョウバン媒染してほしておいたもの)を加えてゆっくり加熱してからそのまま冷ますと

こんな、感動的な赤色になりました。実際はもう少し黄色が入った赤、アカネ色です。

 

煮出した後の根は、干しておいてまた使えると聞いていたのに捨ててしましました(そのほかにも失敗あり)。来年ぜひもう一度!

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サザンカで染める

2008年12月09日 | 草木染

初冬に一気に咲くサザンカ。花が多すぎてちょっと風情がない気がしていた2メートルくらいの庭木です。昨日の近所のサザンカとは全く違う種類のようです。

 

けれど今年は、無駄に散るこの花びらで、染める事ができるのを知りました。花びらはふんだんにあります。よ~し!

 

30グラムの花びらに、酢250ccと水250ccを加えた中でよくもみほぐすと色が出てくる(要ゴム手袋)・・・・色が充分出たら水を500cc足して液をこし・・・・そこにお湯につけてから軽く絞った毛糸を入れて、50度くらいまで熱を加えて(この色素は高温に弱い)そのまま冷ます・・・・冷めてからすすいで干す

こんな、少し青みがかったピンクになりました。予想とはちょっとちがうピンクでした。どのくらい色がもつのでしょうか。

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桜の落ち葉染め・・・・②

2008年12月06日 | 草木染

11/29 桜の紅葉もずいぶん進んで真っ赤になりました。今度は何回も煮出して染まる色の違いを試しました。

 

① ホーローの鍋に落ち葉と水を入れて火にかけます。きれいな葉の色です。

 

②沸騰したら火を弱めて20分程度煮出します。

 ゆで終わったらすぐに葉をザルにとって、煮出した液(1番液)は捨てます。

③葉を洗って水と一緒に鍋に入れます。葉は黄色くなりました。

 

④20分ほどゆでます。あくが出て、色も溶け出してきました。

 

⑤ 不織布を敷いたザルでこして液を取り出します。

 

⑥できた液(2番液)は赤みがかった色です。ぬるま湯にしばらく浸しておいた毛糸を軽く絞って染め液に入れて中火から弱火でゆっくり加熱、20から30分ほど。途中箸で混ぜてムラができないように毛糸を動かします。

 

 ⑦火を止めて冷めるまでそのまま置いておきます。熱を加えたり冷ましたりしている間に色が毛糸にしっかりついてきます。

冷めたら毛糸をぬるま湯で静かに洗って色が出なくなったら軽く絞って陰干しにします。

⑧ザルに取った桜の葉をざっと洗って鍋に入れて、また20分ほどゆでます。以下、上の④~⑦の手順で3番液、4番液、5番液をとって、そのゆで汁で染める事ができました。

これは5回目の桜の葉です。

 

 5回ゆでてもまだこんな濃い色が出てきます。

 

 

 

 

 染めた毛糸を並べてみました。写真では色合いの変化を見る程度しかできません。

 

おまけ・・・活け終わったビワの、葉だけを2センチほどに切って鍋に入れてゆでた液で染めてみました。緑のビワの葉から、赤い染め液が採れました。きれいな赤茶色に染まりました。ミョウバン媒染です。

いろいろ教えていただいて、染めた糸の見本帳も作ってみました

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ハナミズキの落ち葉染め

2008年11月30日 | 草木染

① この白花ハナミズキの紅葉は透明感があってひときわきれいでした。

その落ち葉で染めたもの(左はミョウバン媒染した場合)

 

② 植えて10年以上経つのに開花したことのないハナミズキ。どんどん紅葉が進んできました。

染めてみると右側のような色になりました。少し赤みのある茶色。(左は①の毛糸)

 

③ ハゼノキの落ち葉も染めてみたくなる色です。かぶれないかと少し心配。(右がハゼノキ、左はカラハナソウ)。

 

色の楽しさを知るために、毛糸で試してみました。何に使うというあてもありません。草木染の面白さにどんどん引き込まれて、実験感覚で次々に染めたくなります。

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桜の落ち葉染め

2008年11月29日 | 草木染

11月3日、龍泉寺の桜

この落ち葉で、初めて落ち葉染めをしてみました。右はミョウバン媒染。

 

 

これは庭の桜の落ち葉で染めたもの(無媒染)。まだまだ紅葉が浅い状態でしたが待ちきれず・・・・

 

もう少し紅葉が進んできてから、今度は布やリボン、モヘアにも挑戦。

 

去年教えていただいて、待ちに待った桜の落ち葉染め、やっとアップできました。葉の状態や量など、場合によって色に変化があるようですが、どれもこれが落ち葉と思うと感動しないではいられませんでした。(なべの中にある落ち葉を見て子どもがお母さんがボケた~と驚いてもいました)

どんどん散ってしまうものと心配していたのに、赤く色づいたまま、まだまだ枝にしがみついているので、もう一度桜で染める事ができそうです。

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