東京サンフィッシュ

落語ときものとマンガとマンボウを愛するコピーライター(こやま淳子)のブログ。

池袋「かぶと」の鰻。

2010年07月10日 13時43分46秒 | おいしい店
週末。池袋においしい鰻屋があるというので、鰻ともだち(なんだそりゃw)たちと行ってきた。

池袋西口からすこし歩いたところにある「かぶと」。

狭い店で、長いカウンターと、テーブル席がいくつか。

それも、あんまり太った人とだと、狭すぎるくらいの4人席。

鰻は時間がかかるというので、最初に注文して、ちびちびとツマミを食べながら待つのだが、

その間にしこたま酔っぱらってしまう。

ツマミもおいしくて、きも焼きだの、えり焼きだの、

どれがどの部位なのかよくわからない串焼きだの、いろいろ食べた。

途中、店主が出してくれた「鰻の心臓」というのもあった。

ほんのかけらだけど、まださばきたてで、動いている。

「ビールに入れると浮かぶからね。それをかまないで飲んで!かんじゃだめだよ!」

ここの店主はかなり威勢がよく、場合によっては人使いが荒い。

カウンターから料理を出して「ほら!娘!(←私のことw)運んで!トレーはすぐ返して!」

と、ずっとそんな感じであったが、不思議と嫌な感じはしない。

ビールに浮かべて飲んだ心臓は、喉を通ってる間もぴくぴくしていて、

なんだかエネルギーを飲み込んだような感じだった。

しばらくすると鰻重が運ばれてきたが、これがもう。

香ばしくてパリパリしていて、それでいてふっくらしている。

蒸さないで焼いただけの鰻らしいのだが、特に関西風というわけではないらしい。

おいしかった。好みの味。

時間をかけて待っていたせいか、お腹パンパンになった。

鰻屋のわりには、長く居座れそうな雰囲気なのもよかったかも。



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