こんばんは。sunburst2006です。
退院も間近(予定)で、もう物は増やさない方がいいというのに、売店で北方謙三『水滸伝』の文庫が売られているのを見て、我慢できずに買っちゃいました。以前、とあるメルマガで薦められているのを読んで、これは読まなくてはいけない本だと思っていたのです。
「いつか、時は来るのですね?」
「そうだ、武松。それだけは信じていい」
「なぜです?」
「その時を作るのが、私たちだからだ」
北方謙三『水滸伝』 集英社文庫1巻 地暴の星 より
こういう芯のある言葉と出会うことが、私の読書の喜びです。
全19巻が毎月1冊ずつ刊行されるそうで、今は2巻までが出ています。再来年の春まで続く、毎月の楽しみができました。
早く読みきってしまうと、続きが発刊されるまで時間が空いてしまいます。なので、がんばってゆっくり読もうとしているのですが、どんなにがんばってもせいぜい2日で読んでしまいます(涙)。週末に1,2巻を買ったのですが、今日で読み終わってしまいました。
私の心は「そんなに急いで読んじゃあもったいないから、続きは明日読もう」と言っているのですが、手がページをめくってしまいます。面白くて止まらないんですねー。
北方謙三さんの本は今まで読んだことがなかったのですが、これはちょっと、他の本も読んでみたくなってきました。退院したら、本屋さんに行ってみようと思いまーす。