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沼田町のトンボ、北海道のトンボ

北海道沼田町を中心に道内のトンボや自然観察しています。

ほろしん温泉のカオジロトンボ

2024-07-02 19:46:58 | トンボ科
少数ですが、ほろしん温泉のカオジロトンボ見られます。
成熟♂ 着陸態勢に入ってます。
プロキャプチャーモード
同じ個体の♂

この♂も同じ個体です。
後ろから近づくコサナエに気づいています。

別個体の♂ このシーンも着陸体勢です。

マンシュウアカネ♂とタイリクアカネ♂の見分け方

2024-03-18 18:28:30 | トンボ科
 昨年(2023年)はマンシュウアカネ(イソアカネ)に出会うことができませんでしたが、私自身の忘備録として記録します。
 さて、私の通っている道北の観察ポイントは、9~10月の飛来種時期は大量のタイリクアカネが密集しており、その中から非常に似通った特徴のマンシュウアカネを探すのは、捕獲をせず写真撮影のみを行う私には難易度が高いです。
 まずは近接撮影(最短撮影距離1.3m)が可能な望遠レンズ(Nikon D500+TAMRON 100-400mm F4.5-6.3 Di VC USDの望遠端400mm)で1頭ずつを確認しています。

種別判断のポイントその1

写真1 マンシュウアカネ♂  
①マンシュウアカネは全脚(3対)ともに、腹部側半面が黃褐色である。
②前額の黒条は下へ伸びる。(現地での判断には難しい特徴)

写真2 タイリクアカネ♂
①脛節外面が褐色であるが、他の部分は全面黒色である。
②前額の黒条は上部のみで短く、下へは続かない。

種別判断のポイントその2
写真3 マンシュウアカネ♂(別個体 腹部下の枯れ枝はご愛嬌)
③腹部側面に黒色斑紋が目立たない個体が多い。

写真4 タイリクアカネ♂
③腹部側面には黒色斑紋が目立ち、特に腹部7~9節は黒っぽく見える個体が多い。(黒斑が少ない個体もいるので脚の色と合わせて判断する)

その他に上付属器の小突起と下付属器の小突起の違いなど判断基準はあるのですが、捕獲せず写真にするには難しいです。

あくまで、撮影目的での種別判断と考えています。
今年は♀の写真も撮ってみたいです。

参考資料
『日本のトンボ』 改訂版2版 尾園・川島・二橋  文一総合出版



11月のナツアカネ

2023-11-09 19:12:20 | トンボ科
11月に入っても氷点下を下回る気温があったのは1日(10月にも1日)で、それも-0.7℃までです。
5日に観察後雨天が続いていましたが、本日は気温も上がり日が射したので昼休みに短時間ですがいつもの公園までトンボ探しに行ってきました。
ナツアカネ♂

ナツアカネ♀

アキアカネ♂

今週末はいよいよ積雪の予報です。
トンボ撮影は冬眠モードに入ります。

ナツアカネ 陽だまりの公園その2

2023-11-05 15:54:05 | トンボ科
いつもの公園にナツアカネを探しに行ってきました。
先週は交尾・産卵シーンが見られるなど活発でしたが、11月に入ったこの土日はめっきり姿が少なくなってました。
特に今朝方は冷え込みマイナス気温で、日中は薄曇りの中なんとか姿を見せてくれました。
木製ベンチに静止する♂

白い石に静止する♀。
日光を反射する白っぽい場所で体温確保をしています。

以降は土曜日の写真です。
気温が低かったのですが、日差しが強くてトンボの姿は今日よりずっと多かったです。
成熟♂

切り株上での♀

日光浴中のナツアカネ♀(上)とアキアカネ♂(左下)
来週末は雪予報もあり、今年のトンボ観察も終わりかな?