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モヲタ&ラヲタ&焼酎ヲタ&ゲヲタ&アニヲタ日記?

カッティング~Case of Mio~ 読了

2008年05月16日 12時40分14秒 | 小説・漫画
ラノベ崩し週間に入りました~。

色々積んでいる小説があるのですが、それらをスルーして、比較的新しく買ったこちらをセレクト。



本書の溢れる魅力を乱暴に一言で言いますと、
いわゆる痛い系青春スーツ忍び寄り小説(痛いのは自分の心的な意味で)と言う感じでしょうか。

主人公もヒロインもいわゆる文化系、図書館系、そして優等生と言うキャラクター。
ガチガチのセカイ系の匂いがしますが、どちらかと言うとエロゲ的なのかも知れません。
ヒロイン、西周ミオはカッティングをしている。
主人公はそんなミオを放って置けない。
だからといって過干渉になってはいけない。

序盤から中盤の主人公やヒロインの、考え方や心性を読み進めていきますと、
厨二病を否定出来ない層や、こじらせた層、
又は集団から疎外された…、いや進んで疎外感を感じたい層のどれかに当てはまった事があるのなら、
俺だ!ミオと主人公は俺だ!と突然叫び出したくなる衝動に駆られるかと思います。

いわゆる(リスト)カッティングを題材にしている為、そちらの知識やらが色々と出てきますので、そう言うのが読みたくない人は避けた方が良いかと。
(自分的には多少キツい所がありました。)

そして、中盤の山場では「最近のラノベはこういうものなのか!」と驚きを禁じ得ませんでした。

ちなみにミオさんにおきましては、どう見てもクーデレと思われますので、
クーデレ好きな方は、読まれてみてはいかがでしょうか。



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