モンちゃんパイナッポー

うちのアパートには網戸で囲まれたポーチがあります。
日本ではベランダといった感じでしょうか。

ハリケーンイルマが来るまではこのベランダの向こうに気がミッシリと生えていて道路からの視界を遮っていました。しかし、ハリケーンイルマの後、たくさん気が倒れて後処理が大変だったのか何だか知りませんが、たくさんの木が刈り取られました。

この国ってなんかエコだのサステーナブルだのきれいごとを言っておりますが、
腹立たしいくらいたくさんの木が伐り倒されました。うちの前の木たちもそうです。
木をじゃんじゃん切り始めた時、今は引っ越してしまっていませんが、仲のよかった近所の人と呆然としました。
「何でこんなことしちゃうんだろう」
（ま、この国のエコなんて誰かの利権争奪戦ですから。あいつらが考えてるわけないでしょうね、アハハ。ビバアメリカ。）

おかげで今は道路からほぼほぼ丸見えです。
この木がなくなってしまってからしまってから、偶然なのか、やはり車が行き来するのが見られて怖いのか、モンちゃんはあまりポーチに出なくなりました。

ちょうど刈り取られた直後ですかね。後ろに重機が見えます。

 

そして冬は日光は届きますが、直射日光は届きません。
このポーチのおかげで、ああ、太陽の動きって季節によってこんなに違うんだー、と勉強になったものです。
３月くらいから少しづつ直射日光が入るようになるんですね。
あー、お日様の陽が入って来るからモンちゃんもまた日光浴できるねーと思った矢先だったんです。

モンちゃんがいなくなってしまってからすぐ、うちにあるパイナッポーの真ん中に茶色い物があるなあと思っていたのですが、網戸の端がはずれてて枯葉がたくさん入って来ているので、また枯葉が止まってると思ってたんです。
なんか何にも興味なくなってるし。

ある日、枯葉にしてはなんかでかいなと思って近づいて見てみると、ミニパイナッポーができてました。

写真でお伝えできるかわかりませんが、葉っぱがすごい尖ってまして、少し触っても手が切れます。
自然の防衛本能なんですねぇ。
ミニパイナッポーの写真を撮るのに二、三か所指が切れました、笑。

 

 

 

 

 

２０１９年の六月頃に植えたみたいなんですよね。
ああ、これでももう植えて数か月してると思います。
植えた時は２枚くらいしか葉がない状態でした。

こんな感じです。
これでも数か月経ったと思います。

根が出てきて嬉しいと会社の人に報告した時の写真です。

 

そもそもは、
ずっと噂でパイナッポーの頭をスパンと切って土に埋めたらパイナッポーができると言われてまして。その話を会社の人と話して数日してたら
「持ってきたよー」
と言われたのでパイナッポーかとわくわくしてたら、この写真の真ん中の巻きくらいの植物でした。
ああ、植えなよってことね、笑。

前の会社でその獲れたパイナッポーを食べさせてもらったので、できるのだろうとは思ってましたが、それがワタシの身に起こるのかどうも信じることができませんでした。

２０１９年の夏前でしたから、すっかり諦めてたんですけどね。
何にもできないくせにでっかくなりやがって、とか思いつつ。

 

ワタシ、自分でも驚くくらいグレーフィンガーなんですけど、
モンちゃんパイナッポーが大きくなるのを楽しみにしています。

このモンちゃんパイナッポー、
みなさんで生暖かく見守って下さいませんか、笑。

 

 

ポーチを高圧洗浄しますから荷物をどけて下さいと言われて、
家の中にいれてた時の写真です。

モンちゃんパイナッポー