またまた交易会に行ってきました。 今期なんと4回目です
本当のバイヤーさんでも、こんなに通うことはないと思いますが・・・
今回の目的は「シルク絨緞」。 中国段通とか呼ばれてます。
絨緞については全く無知だったのですが、いろいろブースをまわって
商品を見せてもらって、お勉強しました。
基本的には織り目の細かさで、値段が変わってきます。
1フィート (約30cm) に何本の糸が通っているかを 「段(ライン)」で表わし、
段が増えるに比例して、値段も上がります。
交易会で扱っているのは300段~800段 が多いようです。
ちなみに日本でよく売っているのは、ほとんどが120段。
はじめに300段くらいのを見せてもらうと、それなりに良くて
お値段もまぁまぁお手頃。
大きな玄関マットサイズで600~800元でした。
が、日本のマンションの玄関に合うような、小さなサイズは無かったので、
玄関マットはあきらめて、少し大きめなリビングに敷けるサイズを
探すことにしました。
別のブースでは、いきなり800段のいいものを見せられ、
そのくらい細かくなると、まるでシルクのストールのように薄く、柔らかくて、
絵も繊細で、芸術品
もったいなくてとても敷物にはできません。
さすがにお値段もスゴイです
それを見たあとは300段のモノが、もうウールの絨毯にしか見えませんでした。
山ほどある絨緞の中から、見せてもらうのも大変です。
親切に1枚1枚広げて見せてくれるので、時間もかかります。
さんざん迷った挙句、最終的には色味が気に入ったものを購入しました。
サイズが 90cm×150cmで、600段のものです。↓
もし日本で買ったとしたら、値段は10倍くらいするそうです
右から見るのと、左から見るのとでは、色味が全く違って見えます。
そして裏返してみると、裏もちゃんとキレイな模様になってます。
朝10時から午後5時まで、たっぷり1日かけて悩んで、1枚買いました。
ヘトヘトですが、楽しかったです。
今回の交易会は、思いのほか堪能できました。
もう広州で思い残すことは無いくらい
とか言いながら、また来年の交易会も、見に行っちゃいそうですが