都会の生活全部捨て、、、阿蘇の山奥暮らし

父の友達、、に、、採用された、『赤』 気ままな雄猫

清く!正しく!美しく???」 

2011-11-21 22:44:27 | バンコク日記
昨日 WASABIを、クローズして、歩いて家路をとっていた。

5分ほど歩いたとき、ふと戸締りを確認してこなかったことが気になり、引き返した。

途中で、駐車場に入ろうとする車に、もう少しで轢かれそうになった「アイフォン」を、ひらった。

誰かが、来るかもしれないと、2分ほどそこに居たのだが、誰も、関心を示さないで、通り過ぎる、、。



私は、WASABIの、戸締りを確認しにいき、同じ道を、また家路についた。
アイフォンを拾ったところの一番近いところで、駐車場の管理をしているスタッフに、誰か、探しに来た人はないかと聞いてみたつもりだが、私のタイ語がもとより通じるわけもなかったが、相手も、外国人のようで、さらにわからない!!


仕方がない、明日、アシスタントに、見せれば、持ち主に、連絡してくれるだろう、それまで、バッテリーが、持てばいいけど!!
夜遅くまで、アイフォンを探しているであろうコールが、頻繁になっていた。
が、タイ語がわかるわけでもないので、放置した。


翌朝、8:30分ぐらいに、チャイム代わりのブザーが、控えめに1回鳴った。
チョッとのぞいてみると、タイ人の中年の男性と、若い女性、、見知らぬタイ人なので、放置した。

仕事をする女性の朝は忙しいし、人様の前に出れるような格好でもない!!。
なかなか帰る様子もないが、放置した。

本当に必要なことであれば、もう少し待っていれば、私は、9:10分までには必ずここを出る。
きっと、前の屋台の人たちも、「待っていれば、もうじき出てくるよ」と、言われて、いる筈だ。
「トンロー」だとか 「SUMIKO」だとか、、窓越しに聞こえてくる。


出勤の支度をして、昨日拾得した、アイフォンもかばんに入れ、玄関を出た。

ギャラリーが増えていた。
隣の、PC屋さんの、奥さんに、アパ-トのスタッフ、、

アパートのスタッフはが、
「SUMIKO,サワディカー、トラサップ、、、」
{SUMIKO,おはようございます、携帯電話、、}

あ~~そういえば、このアイフォンが鳴る度に出てきた、写真のお二人だった。

バックから、アイフォンを出して見せると、娘さんらしい若い女性が、顔をほころばせた。

私は「パーサタイ、ドウメダーイ!、プートメダーイ!」
   {タイ語、見るのもだめ!、はなすのもだめ!}
  「ユウ、ピクチャーセーム」{あなた、写真と、同じ}
と、お父さんに、アイフォンをかざして、お嬢さんのほうに渡した。


ギャラリーも、納得した様子で、晴れ晴れとした顔をしていた。



もとより、「ねこばば」しようなど、微塵もなかった。

週一ぐらいのアクセスと、目覚ましのアラームさえなれば、十分な、私の携帯には、『猫に小判』、、何の役にも立たないし、、、必要とあらば、自分で稼いだお金で、堂々と買う。
人の物を黙っていただいて、ラッキーなどと思うほど、若くない。



でも、どうして、私の自宅までやってきたのか??



WASABIに出勤して、JAPANボーイに、いきさつを話したら、

「『GPS』ではないですかね。」
{ふーんすごいことが出来るんだね、そういえば、何かの本に、3人で、追い込んでいく方法が載っていたよね。}
{タイ人のなかなかやるね}
{でも、もし、私が、電話のシムを、破棄していたら?}
「ハードそのものに、固体識別になっているかも、でも、シム破棄されたらチョッと厳しいかも、、。」
{じゃ~ま~今日の親子は、自分達の力で、私の玄関までたどり着いたけど、

 ①車に惹かれる寸前を、タイ語の読めない日本人がひろった。
 ②それが、『猫に小判』のSUMIKOだった。
 ③第3者に渡らなかった。
 ④シムを、破棄されなかった。

で、一応ラッキーだったって、と思ってくれたかな??


「そうですよ、ぼくだったら、確実にいただきましたよ、ハ、ハ、ハッ」


「SUMOKOさんは、だめですよ、清く!正しく!美しく???」

 

GPSシステムだとしたら、、近代の進歩に置いてけぼりにされてしまう寂しさが、また、一つ増えてしまった。




「私の一番好きなトンローセンターポイント付近」