２３年目の１．１７

阪神大震災から今日で２３年目を迎えました。

あの日はとても寒い日だった事を記憶しています。現地ではもっともっと刺すような寒さだったのでしょうね。
２３年たった今日は、雨が降り寒さも緩んだような気候です。
雨は涙雨なのでしょうか。

今日も午前５時４６分に黙とうを捧げる事は出来ませんでしたが、現地からの中継は見ました。
お母様を亡くされた方のインタビューがありました。今５４歳になられる方でしたが、当時の年齢は２１歳頃だったのですよね。
ちょうど、我が家の娘が２１歳です。そんなお若くしてお母様を亡くされたのだと思うと、とても他人事ではなく胸をふさがれるような気がしました。

あの日からも災害が起き続けて、ご家族を亡くされる悲しみを背負わなければならない人たちもたくさんおられる事と思います。
方や、追悼の石碑に落書きをするなど、考えられないような心無い行為をする人たちもいます。
何年経とうとも悲しみや苦しみは終わらない、それなのに…ただただ怒りがこみ上げます。
しかし、そんな偉そうな事を書いている私だって、本当は小さな世界で生きているちっぽけな存在ですが。
震災当時は、自分の子育てや闘病中の父親の事ばかりで手がいっぱい、テレビで伝えられる惨状を目にして息をのんでもそれ以上の事は何もできませんでした。

毎年書いていますが、この日に記事を書くことで少しでも伝え続けて行く事が出来れば…そう思って拙い記事を今日も書いています。
来年も続けていきたいです。

改めて、亡くなられた皆様のご冥福と被災された方々のご健康をお祈りしたいと思います。