4月25日の今日、JR福知山線での脱線事故から15年目になりました。
まだ、ついこの間に起こった事故だったような気持ちです。
脱線した列車が線路脇のマンション一階に突っ込んでいたあの現場の光景は、テレビ画面の映像や新聞記事の写真からであっても、いまだに眼に焼きついています。
今年は追悼式を行うことが出来ません。
その代わりと言っては大変失礼なのですが、決して忘れないように、ここにも事故が起きた現実を書き残しておきます。
また、明日4月26日は、名古屋空港で起きた中華航空機墜落事故から26年目になります。
こちらも同じように、追悼式を行うことは叶いません。また、地方で発生した事故であるせいなのか、もはや全国では報道されなくなり、まさに風化の一途をたどっているような気がします。
しかしながら、起きた事故はなかった事にはできないし、してはならないと思います。
どちらの大事故に対しても、同じような悲劇が起こらない事、そして亡くなられた皆様のご冥福を心からお祈りします。
祈りの時や場所をも奪っているコロナウイルス渦。
岡江久美子さんが亡くなられて、ご自宅に無言の帰宅をされましたが、その様子がテレビで中継されていましたね、
志村けんさんの時も同じように中継されていて、そんなプライベートな場面までテレビに撮さないといけないのかと思ったものですが、今回もまた同じ…怒りを感じないではいられません。
それに、岡江久美子さんへのお悔やみをブログにアップした某国会議員への誹謗中傷があるようで、その事にもさらに怒りを覚えます。
そんな事はご本人が一番望んではいないはず。静かにご冥福をお祈りしたいですね。
また、乳ガンの手術跡だったとの事ですが、その治療から免疫力が低下して…などとたびたび言われていますが、同じ病気と戦っておられる方々が不安になったり、回りから色眼鏡で見られる恐れもあります。
見当違いな誹謗中傷や憶測は、ご遺族にとって悲しみや苦しみを倍増させるものでしがありません。
いまはただ、そっと静かにご冥福をお祈りしたいです。
コロナウイルス渦に関しては、誤解や早合点、誹謗中傷や風評被害と言った負の側面も明らかになっていますね。
不安や閉塞感がいつまで続くのか出口がわからない中ですが、人としての節度や思いやり、心配りは失ってはならないですよね。私達が憎むべき、戦うべきなのはコロナウイルスであって、感染した人達や医療関係者の方々、政治家ではないはずです。