ヤサシイヒカリ

藤木直人ファン歴17年目になります。藤木君話、おやこ劇場話、男闘呼組話、思う事、呟いてみたいと思います。

もうちょこっとだけ感想…

2014年05月10日 11時06分52秒 | 直人ドラマ
ドラマ『森光子を生きた女』。

一夜明けまして(笑)、昨夜はオンエア終了直後から携帯片手に思いつくまま書いた感想ですが、なんだかもうちょこっとだけ語りたくて書いています。これまた、きっととりとめない文章になると思います。



女性にとって、仕事と家庭の両立に悩むのはいつの時代も変わりないんだな、と改めて思いました。

私が初めて保育士として勤めていた保育園は、紡績工場の職場内託児所からスタートし、職員と親さんとで一歩一歩作り上げて来た園でした。だから、ほぼ全てのお家が共働きの家庭で、どのお父さんお母さんも力を合わせて頑張っておられました。
自分も、結婚して家庭の事情で退職はしたものの、我が子は2人ともお世話になり、おかげで仕事を続けることができました。

それは、決して平たんな道ではなく大変さも悩みもありました。
美津さんが離婚届にサインをするシーンで語られた「苦しい事のみ多かりし」の言葉は、本当に胸に迫ります。
そして、私自身は、美津さんよりも頑張りは足りなかったし、職場のゴタゴタもあって結局は息切れしてしまいました。


愛彦さんも、美津さんを一番近くで見ていて、このままでは壊れてしまいそうだという思いだったのでしょうね。
だから、他に好きな人ができたという言葉はでまかせだと思っています。それを鵜呑みにして批判している呟きも有るみたいですが。
戦後間もなくの、まだ仕事を持つ女性に対しての理解や支援はほとんどなかった時代だったのが、さらに拍車をかけてしまったこともあると思います。平成になった現代でさえ、まだまだ家庭を持つ女性が働き続ける生き方は棘の道なのですから…。

同じ世界に生きるもの同志だから、なおのこと別離という選択しかなかったのもあるのでしょうね。
ウィキで読んだのですが、実在の愛彦さんは森さんを心配して「このままでは君は仕事に殺される。仕事を半分に減らせ」とおっしゃったそうですが、この言葉が出てこなかったのは残念です。美津さんを思う愛彦さんの心が表われている言葉だったでしょうに。
やっぱり、もう少し2人の葛藤やお互いへの思いを掘り下げて描いてほしかったな、と思います。


たった一言の台詞に葛藤する光子さんの血がにじむほどの努力には、とっても個人的ながら市民劇に参加した時の自分が重なりました。その場雰囲気を転換する一言の台詞があって、本当に悩みましたもん。
一緒のレベルで語るなんて大いに恐れ多い事は承知していますが…(汗)、それだけドラマの世界にどっぷりつかったという事でお許し頂ければ幸いです。


それにしても、藤木直人ファンとして思うことは…。なぜ、最近のフジテレビのドラマでは悲しい役どころが多いんでしょうね?。
今回は、プロ大みたいに世間から誤解を受けやすいパターンだし、幸せに…はもう私にとっては黒歴史だし、鍵部屋しかり、ラスシンも納得はできないし…。
ホタヒカやシュフタン、収まるべきところに収まったし、Xも新たな出発ができたほうなのにね~。

今すぐでなくてもいいので、暖かい環境(?)での、幸せな役どころもぜひぜひ見たいです。
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森光子を生きた女

2014年05月10日 00時18分19秒 | 直人ドラマ
終了しました~。


私自身の、森光子さんといえば3時のあなたの司会をしていらっしゃる頃や、時間ですよのお母さん役が一番印象に残っています。
だから、このドラマのストーリーはある意味、初めて知る森光子さんでした。


思う事は…栄光と幸福は、どうしても反比例してしまうものなのだなあ、というやりきれない事。美津さんと愛彦さんを見ていると、最後まで添い遂げられなかったのが、本当に辛く悲しい思いがします。
動画やCMで見た場面を改めて見ていると、切なさが増してきて、感想もすぐに書きたくなって、今書いている次第です。
なので、あまりまとまらない内容になると思います。

愛彦さん…情熱的なところも翳りのある姿も、やはり藤木君の本領発揮だなあと思いましたが、演出家としてのお仕事姿をもっと拝見したかったですね。
そのあたり、期待していたのですが…。
相手を思うあまりに、却って傷つけあってしまうのは、愛君がリンクしますね。しかし、言い合いを見ているのは、やはり辛いものがあります。なぜ、こうなってしまうのかな…と。
後半の愛彦さんは、ただひたすら悲しい翳りを背負って姿を消してしまったのかと思っていたのですが、最後にお手紙と回想シーンで救われました。



光子さん…事実なので、どうしようもない事だけど、幸福になって欲しかったです。同じ女として切に思います。家庭と仕事の板挟みになる辛さも共感できました。


見終わったあとに、これだけ切なくなるのは、始まる前には思わなかったですね。


個人的には、「初日まであと一ヶ月」という愛彦さんの台詞や稽古場のシーンがカフカにリンクしたことと、今度は、家庭的に幸せになれる役を見たいなという願いが叶って欲しいですね。

時間かかった割りには、本当にまとまらない感想になりました(苦笑)
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