睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

浅草合羽橋道具街に包丁を買いに行く (追記訂正)

2019-01-23 14:15:05 | 東京散歩・神社仏閣・小さな旅

読者さんの「合羽橋散歩」のブログを見て、
うちの包丁のキレがわるいことを思いだした。

おもちゃみたいな包丁研ぎはあるけど砥石はない。
砥石があってもたぶん研げない、
新しい包丁を手に入れたら番手違いの砥石を2種類買い、
切れない包丁を練習台に包丁とウデをせっせと磨こう。

ぐでんとしてた日曜の午後に思いついた。
そうだ合羽橋へGO、目指すは刃物屋さん。
がらがらの首都高をすいすい走り3号から1号上野線へ。
合羽橋道具街ストリートのひとつ裏のコインPに車を停めた。

キレが甘くなっても砥石で研げば即復活、
刃が半分にすり減ってもOKな良い素材の包丁を買おう。
そう口にしたらツレから即NGをくらった。

「あなたが思う包丁は1万じゃ買えないでしょ」
実際そうだったからグーの根も出ない。

道具街に並ぶ店を冷やかしがてら何軒も見て回り、
結局は最初に入った店で1万ちょっとの家庭用の
三徳包丁を買った。





柄と刃の模様が違う2本の包丁を前に悩んでいた。
近くにいた短髪のいかにも江戸前なお兄さんに聞いてみた。

「これとこれ、どっちがいい?」
彼は間髪を入れず「こっち」と指さした。

お兄さんの気っぷのよさでその包丁に決めた。
ピーラーと爪切りをオマケでもらってほくほく。

陶器・磁気は見るだけで目の保養になる。
さんざ迷って何回も手の平に乗せて眺めすかして、
色と絵付けのバランスがよく座りがいい片口にした。


画像の片口はドレッシングや割り下入れに買ったけど、
書道の水差しにも使えるから一挙両得、
全紙用の尺の硯にちょぅどいいかも。

2時間近く歩いたら足が突っ張ってきた。
カックン膝爆弾が起きない前に車に戻ろうと
裏道に
入ったら目の前に喫茶店があった。



店の中はレトロを絵にかいたような昭和ちっくな雰囲気。
通路に置いてあるラックに1970年~80年代のフォークを
中心にスタンダードJazzやsoulの名盤レコードがある。

MENUにナポリタンを見つけてなるほどと思ったり、
そうだよ、
昔のサテンの軽食はナポリタンと玉子サンドが
定番だった。

当たり前ながら、
珈琲がうまくて満足した。
カフェとは名ばかり珈琲が不味い店が多すぎる( ;∀;)


立ち寄ったお店
   

   

   


2019/1/23 追記

浅草「合羽橋」を間違えて河童橋と書いた。
梓川で包丁売ってるん?
ちゃちゃが入る前に謹んで訂正いたします。

ついでに合羽橋商店街にある河童のモニュメントを紹介、
どちら様も商売繫盛!
ここを見る方にも御利益がありますように( ゚Д゚)






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