読者さんの「合羽橋散歩」のブログを見て、
うちの包丁のキレがわるいことを思いだした。
おもちゃみたいな包丁研ぎはあるけど砥石はない。
砥石があってもたぶん研げない、
新しい包丁を手に入れたら番手違いの砥石を2種類買い、
切れない包丁を練習台に包丁とウデをせっせと磨こう。
ぐでんとしてた日曜の午後に思いついた。
そうだ合羽橋へGO、目指すは刃物屋さん。
がらがらの首都高をすいすい走り3号から1号上野線へ。
合羽橋道具街ストリートのひとつ裏のコインPに車を停めた。
キレが甘くなっても砥石で研げば即復活、
刃が半分にすり減ってもOKな良い素材の包丁を買おう。
そう口にしたらツレから即NGをくらった。
「あなたが思う包丁は1万じゃ買えないでしょ」
実際そうだったからグーの根も出ない。
道具街に並ぶ店を冷やかしがてら何軒も見て回り、
結局は最初に入った店で1万ちょっとの家庭用の
三徳包丁を買った。
柄と刃の模様が違う2本の包丁を前に悩んでいた。
近くにいた短髪のいかにも江戸前なお兄さんに聞いてみた。
「これとこれ、どっちがいい?」
彼は間髪を入れず「こっち」と指さした。
お兄さんの気っぷのよさでその包丁に決めた。
ピーラーと爪切りをオマケでもらってほくほく。
陶器・磁気は見るだけで目の保養になる。
さんざ迷って何回も手の平に乗せて眺めすかして、
色と絵付けのバランスがよく座りがいい片口にした。
画像の片口はドレッシングや割り下入れに買ったけど、
書道の水差しにも使えるから一挙両得、
全紙用の尺の硯にちょぅどいいかも。
2時間近く歩いたら足が突っ張ってきた。
カックン膝爆弾が起きない前に車に戻ろうと
裏道に入ったら目の前に喫茶店があった。
店の中はレトロを絵にかいたような昭和ちっくな雰囲気。
通路に置いてあるラックに1970年~80年代のフォークを
中心にスタンダードJazzやsoulの名盤レコードがある。
MENUにナポリタンを見つけてなるほどと思ったり、
そうだよ、
昔のサテンの軽食はナポリタンと玉子サンドが定番だった。
当たり前ながら、
珈琲がうまくて満足した。
カフェとは名ばかり珈琲が不味い店が多すぎる( ;∀;)
立ち寄ったお店
2019/1/23 追記
浅草「合羽橋」を間違えて河童橋と書いた。
梓川で包丁売ってるん?
ちゃちゃが入る前に謹んで訂正いたします。
ついでに合羽橋商店街にある河童のモニュメントを紹介、
どちら様も商売繫盛!
ここを見る方にも御利益がありますように( ゚Д゚)
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