睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

病気よもやま:ケ・セラ・セラと空を見ながらいこう

2019-01-24 10:00:00 | COPD・健康・白内障・メンタル


明日は循環器の医者にかかる日。

1/12に受けたABI検査と下肢エコーの検査結果をもとに
循環器専門医師の診断を仰ぐということだね。

1/12の検査機器の判定はどちらも正常範囲となっている。
内科医はそれを見て頷くが、餅は餅屋のテリトリー。

内科医の彼は明日の循環器予約をキャンセルしてもいいと、
めんどくさがりやのぼくを気遣ってくれたが、
キャンセルはしなかった。

カラダの中を網の目のように走る血管は成人病リスクの
根源みたいなもの、脂質異常や糖尿病を持病に持つぼくは
循環器専門医との出会いも大切にしよう。

それに若くて面白そうな医師だし、
彼はぼくの血管を診て、ぼくは彼の人間を観る。
長いお付き合いの信頼関係が築けるかどうか。

治療に関して不満や疑問があってもなかなか口に出せず、
たまに生半可な知識を振りかざしても一笑に付されるだけ。
萎縮する患者の姿勢は目に見えない上下関係を生みだし、
患者は医師の言葉に唯々諾々と従うことになる。

札束で任意の医師を選べる金満家や著名人をのぞけば、
一般人のほとんどがそうだと思う。

TVのバラエティ番組に登場するスーパーDrがいる病院に
患者が殺到するのは当然で、医師の確実なウデにすべてを
任せたい気持ちがよく分かる。

大学病院や基幹病院に患者が集中する現状を改めようと
政府主導で「かかりつけ医」を強く推奨しているし、
他国から見れば各段に恵まれている日本の医療制度に
変革の波が少しづつ押し寄せている。

これからは老齢期の人により厳しい環境になるだろう。
備えあれば憂いなしとはよく云ったもんで、
そうでない人はケ・セラ・セラと空を見ながらいこう。

持てる人も、持たざる人も、
なるようにしかならないさ。

 



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