睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

今夜の小望月・山の家・1枚の写真(焼き場に立つ少年)

2019-11-10 20:34:30 | ひびつれづれ
 
 
見出し画像は品川に戻ったときの月、
夕方まで天気がよかったんだね
海沿いに雲が湧かない日は珍しい。
 
 
カインズによって竹ホウキやメダカ鉢に巻くアルミシートに
包帯とガーゼなど大人買いしてきた。
帯状疱疹が治ったら足の良性腫瘍をスパッと切るんだし、
伸縮包帯とガーゼとテープは必需品だと思った。
 
麻酔の注射は痛い。
たぶん中学生のころ、唇に魚の目みたいなのができて
近所の外科でとったんだけど、アゴにした麻酔の注射が
飛び上がるほど痛かった。
 
たいして麻酔が効いてないのに根っこまで取るからと
鉗子みたいものでゴリゴリほじられて...
あれ以来、外科の医者は敬遠するようになった。
 
形成外科もやばいかも、
予約当日に逃げ出したりしてさ。
ぼくは痛みに弱いくせに強い。
 
他人(医者)にやられるのはイヤだけど
自分でするのはガマンするタイプ。
 
 
庭の大量の落ち葉は冬になるまで放っておく。
週に一度、掃いても掃いても、行くと溜まってる。
人目に付くとこだけさっさと掃いて終わりにした。
 
厚木より2℃~3℃は気温が低い山の家のメダカは
12月の初めになると、もう水底でじっとしている。
今月中に冬支度を終えるよう今日はかなり頑張った。
 
今夜の月は小望月(満月の2日まえ)
もうだいぶふっくらとして明日の十五夜に備えている。
あさって11/12火曜日が満月。
 
 
 
 
今朝のニュースを見て。
 
 
数年前に資料でこの写真を見たときは
滂沱のナミダでしばし仕事にならなかった。
資料を見てキーボードが打てなくなるのは
初めての経験で、ぼくはうろたえた。
 
少年がおぶっているのは亡くなった弟、
くちびるを噛みしめ直立不動の姿勢で
火葬の順番を待っている。
 
 
少年は素足で近くに親の姿もない。
この子も被爆したのであろうに...。
 
この写真を見るのはこれで3度目になる、
写真を見た年代で受けるインパクトが違っている。
前回がいちばんこころがふるえたとき、
今回はすこし違う。
 
原爆投下の長崎でよくぞ弟を捨てずに
最後まで守ったと、
少年を褒めてあげたい、そう思った。
 
また明日。
 
 

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2 コメント

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Unknown (littleharbor)
2019-11-10 21:48:48
私も初めてこの写真を見た時、行き場の無いつらい思いで
たまりませんでした
想像を絶する絶望感とは、この事だと思います
でも、この写真を全世界の人に見てもらいたいですね
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Unknown (suiren2009)
2019-11-10 22:12:53
言葉より重い写真。
若い時に見た時はただ可哀想に気の毒だと思うだけで、
この写真がもたらす背景までは考えが及ばなかった。

前回と今なら分かる。
普通の少年が普通でなくなる悲惨な情景が、
感情を失うまでこの子を追い詰めた戦争が、
こんなこと書くとまた泣きそうだね。

齢とると涙もろくなるらしいw
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