睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

得手不得手いろいろあるさ、やってダメならしかたない

2019-05-31 07:08:07 | 散文うたかたの記


朝5時過ぎに起きたら陽はさんさんと上がっていた。
お日様に寝坊した。

昨夜アクリルの筆立てに入れたメダカのタマゴから
4匹が孵化していた。
うっそおの気持ち。
いくら早熟でも3日で孵化するのはおかしいよ。
自然は摩訶不思議。

拍子木を聞いたのは何年ぶりだろうか。
今では田舎の消防団もやらない拍子木を品川で聞いた。
遠くのほうからカーン・カーン・カンカンの拍子が 聞こえ、
マンションの前を通り過ぎて消えた。

最近この近所で一日2回も消防車の出動があった。
そのせいもあって注意喚起かな。

年の瀬も近いころ、
よく響く拍子木と「火の用心..マッチ1本火事のもと」の
掛け声を子供のころによく聞いた。

それが今に続くのは江戸時代に何回も大火を経験して
きた東京火消しの習わしかもしれない。
いなせな法被に木遣りは憧れにちかい。

なんにしても人前では唄えない。
詩吟に都都逸・端唄に小唄といちおうやってみたけれど
どれも惨敗だった。

知人の長唄の師匠が丁寧にあきらめずに教えてくれたけど
ある日ぽつんと「おまえはムリ」とつぶやいた。
心そこ納得した。

知人といっても朝粥会の仲間だから気心はしれている、
その彼がそう云うんだから相当に音痴なんだろ、おれ。
経の読誦は黙読かーwww

得手不得手いろいろあるさ
やってダメならしかたない

謡いより三味なら見込みがあると云われた。
そうだよ、10代のころ花街の置屋稼業を兼業していた
親戚の家(テキヤ稼業)に預けられたことがあってね、
細三味線は粋なねーさん方が手取り足取り。

若さはスポンジのごとく..
あー脱線NG
まだ爺婆が生きてるからなぁ
いいんだよ
しぶとくながく生きておくれ。







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